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【S/Jリーグ】再春館と北都銀行が激突! 天王山を制するのは!?<5日展望>

日本最高峰のリーグ戦『S/Jリーグ』第10日、11日が今週末2月4、5日に開催される。4日は宇都宮市、5日は仙台市、さいたま市で行なわれる予定だ。

 

ここでは現在のS/Jリーグ順位、そして5日の仙台、さいたま大会を展望しよう。

 

【仙台大会】

2月5日/仙台市青葉体育館

公開練習:10時20分

試合開始:12時45分(男女ともに開始)

 

◆女子 再春館製薬所 VS 北都銀行

今季5戦全勝の再春館と北都銀行が激突。勝ったチームが優勝へ大きく前進する天王山は、激しいバトルが予想される。

再春館は第1ダブルスの福島由紀/廣田彩花、シングルスの山口茜、そして第2ダブルスには福万尚子/與猶くるみ、志田千陽/松山奈未など、ベテランから若手までが出場し連勝を重ねてきた。1月に入ってからはNTT東日本、ヨネックスの強豪チームと対戦したが、それぞれ3−0で勝利。安定感のある戦いぶりで、優勝に向かって突き進んでいる。

福万尚子(左)/與猶くるみ(再春館製薬所)

対する北都銀行も、トップダブルスに米元小春/田中志穂、第2ダブルスに松本麻佑/永原和可那を配し、シングルスでは川上紗恵奈を軸にしながら5連勝を飾った。開幕節でヨネックス、日本ユニシスを破った勢いは止まらず、中盤戦も白星を並べた。残りは再春館、NTT東日本の2戦となるが、再春館に勝てば初優勝の可能性が一気に近づく。

松本麻佑(左)/永原和可那(北都銀行)

 

◆男子 日立情報通信エンジニアリング VS JR北海道

2連勝中の日立情報通信Eと、前節初勝利を飾ったJR北海道が対戦する。

日立情報通信Eは開幕から2連敗を喫して苦しい立ち上がりだったが、1月に入ってからの三菱自動車京都、トリッキーパンダース戦で勝利し、星を五分に戻した。リーグ順位は現在5位だが、3勝目を手にすれば、他チームの勝敗によっては一気に上位へ進む可能性もある。それだけに、下位のJR北海道からきっちり勝利を手にしたい。

丸尾亮太郎(日立情報通信E)

JR北海道は前回の岡山大会でNTT東日本から勝利をもぎとり、今季初の白星を手にした。とくに奮起したのはシングルスの東野圭悟。第1ダブルスが敗れて後がない状況でストレート勝利。第2ダブルスにつなげた。この初勝利の勢いを、日立情報通信Eにぶつけたい。

岡村和輝(右)/榊大史(JR北海道)

 

【さいたま大会】

2月5日/さいたま市記念総合体育館

公開練習:9時00分

試合開始:10時30分(女子→男子の順)

 

◆男子 日本ユニシス VS NTT東日本

4連勝中の日本ユニシスはNTT東日本と対戦する。ユニシスはすべての試合を3−0で勝利しており、好調をキープしている。遠藤大由/渡辺勇大、坂井一将、井上拓斗/金子祐樹を軸にしながら勝ち星を重ねており、層の厚さはリーグ随一。NTT東日本で勝利をつかみ、来週末の金沢学院クラブ、トナミ運輸戦に弾みをつけたい。

井上拓斗(右)/金子祐樹(日本ユニシス)

NTT東日本は前回のJR北海道で手痛い一敗を喫してしまった。2勝2敗で4位につけているが、ここで敗れると下位に転落する可能性もある。名門の意地をみせたい。

佐藤黎(NTT東日本)

 

◆女子 日本ユニシス VS ヨネックス

現在リーグ3位の日本ユニシスと、4位のヨネックスの対戦。4勝1敗で再春館と北都銀行を追うユニシスとしては、負けられない戦いとなりそうだ。

今季の日本ユニシスは、リーグ前半戦にダブルスのペアの組替えなどがあったが、きっちり白星をつかんでチームの勝利に貢献した。前回のNTT東日本戦では、髙橋礼華/松友美佐紀が第1ダブルスで勝利を飾り、シングルスの髙橋沙也加、第2ダブルス栗原文音/篠谷菜留の勝ち星につなげた。ヨネックスはシングルスに全日本総合王者の佐藤冴香がおり、苦しい戦いが予想される。それだけに、好調のダブルス陣の活躍が、勝敗の鍵を握りそうだ。

栗原文音(右)/篠谷菜留(日本ユニシス)

ヨネックスは佐藤がポイントをつかめば、チームの勝利の可能性が大きく広がる。前回の再春館戦は0−3で敗れており、上位戦線に残るためにはここでの勝利が必須。世界ランク1位の髙橋礼華/松友美佐紀を相手にするのは厳しいが、その他のペアとの対戦なら勝機も見えるはず。なんとか前回王者に食らいついて、勝ち星をつかみたい。

佐藤冴香(ヨネックス)
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