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【YOJ】奥原希望、山口茜が2−0のストレートで快勝!<1回戦ダイジェスト>

7001 9月21日に行なわれたヨネックスオープンジャパン2016(東京体育館)2日目は、各種目1回戦が行なわれた。ここでは、各種目のダイジェストを日本選手を中心に紹介しよう。

 

【男子シングルス】

日本選手で本戦に唯一出場した武下利一は、デンマークのヤン・O・ヨルゲンセンと対戦。武下は第1ゲームを15本で失うと、第2ゲームもヨルゲンセンのパワーに押され0−2のストレートで敗れた。

そのほかではリー・チョンウェイ(マレーシア)、ビクター・アクセルセン(デンマーク)のメダリストが順当に白星をあげたほか、孫完虎(韓国)、周天成(台湾)など世界ランク上位選手も勝ち上がった。

前回4強のトミー・スギアルト(インドネシア)、今年のオーストラリアOPでスーパーシリーズ初優勝を飾ったH・K・ヴィテンフス(デンマーク)は、ともに若手選手に敗れ1回戦で姿を消している。

 

【女子シングルス】

 

リオ五輪組の奥原希望、山口茜は危なげない試合運びで勝利をつかみ、2回戦に進出。デンマーク一番手を相手に13本、6本で快勝した奥原は「内容的にはまずまずだったと思います。明日は2年前の中国ICで対戦した相手(陳雨菲)。2年前よりレベルも高くなっていると思うので、出だしで相手のスタイルをつかんで主導権を握り、試合を運べたらと思います」と語った。

同じくA代表の佐藤冴香は、シード選手の戴資穎(台湾)をストレートで下したほか、三谷美菜津、大堀彩なども順当に勝ち星をあげて2回戦にコマを進めている。

海外選手ではラチャノック・インタノン(タイ)、孫瑜(中国)、何冰嬌(中国)らが勝利している。

 

【男子ダブルス】

早川賢一/遠藤大由、園田啓悟/嘉村健士、保木卓朗/小林優吾がそれぞれストレートで勝利し白星発進。リオ五輪後の試合となった早川は「大会直前の合宿で腰の具合もよかったし、この初戦も痛みはあまりなかった。いい感じで勝てたのでよかったです」と振り返った。

また、園田/嘉村は中国の魯愷/劉小龍に22本、19本の接戦を制して2回戦に勝ち上がっている。このほか、井上拓斗/金子祐樹、佐伯祐行/垰畑亮太、期待の若手・渡辺勇大/三橋健也も白星をつかんでいる。

海外選手はリオ五輪銀メダリストのゴーVS/タンWK(マレーシア)、デンマークのボー/モーゲンセンらが順当に勝利をおさめたが、リオ五輪4位の洪煒/柴飈(中国)はドイツの格下選手に敗れて、まさかの1回戦敗退となっている。

 

【女子ダブルス】

松尾静香(右)/内藤真実

日本A代表の松尾静香/内藤真実がドイツペアに圧勝するも、同A代表の福万尚子/與猶くるみは中国ペアに敗れて初戦敗退。このほか、米元小春/田中志穂が韓国の李紹希/申昇瓚をストレートで下して1回戦を突破している。第1シードの髙橋礼華/松友美佐紀は試合がなく、明日22日の2回戦から登場する。

 

【混合ダブルス】

日本選手は、渡辺勇大/東野有紗がリオ五輪出場のタイペアをファイナルゲーム12本で破り2回戦に進出。金子祐樹/米元小春は1回戦での日本人対決を制し、こちらも2回戦にコマを進めた。数野健太/栗原文音は相手の棄権により2回戦に進んでおり、明日22日に登場する。

そのほかの海外選手は、第1シードの高成炫/金荷娜(韓国)が2−0の完勝で1回戦を突破。リオ五輪銀メダリストのチャンPS/ゴーLY(マレーシア)もイングランドペアを下している。また、前回優勝のニールセン/ペデルセン(デンマーク)は、相手の途中棄権により白星を手にしている。

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