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【日本RC】女子ダブルスはシード選手が敗れる波乱! 2回戦 

5月21日(土)に開幕した『2016日本ランキングサーキット』(埼玉県さいたま市)。22日(日)は各種目2回戦と17位決定戦(1回戦の敗者同士の対戦)が行なわれた。各種目の注目ゲーム・試合結果を紹介しよう。

 

【男子シングルス】

前日に社会人選手に勝利した中学3年の奈良岡功大(青森・浪岡中)は、山口容正(トナミ運輸)と対戦。第1ゲーム、第2ゲームとも中盤まで食らいついたが、43分の戦いでストレート負けを喫した。また、渡辺勇大(日本ユニシス)とのダブルスで注目されている三橋健也(日本大)は、ベテランの松川直弘(日立情報通信エンジニアリング)を相手に、ファイナルゲーム21-18で勝利して準々決勝進出。雄叫びとガッツポーズで喜びを爆発させた。

▼試合結果

山口容正(トナミ運輸)②〔21-14、21-11〕0●奈良岡功大(青森・浪岡中)

三橋健也(日本大)②〔19-21、21-18、21-18〕1●松川直弘(日立情報通信エンジニアリング)

 

【女子シングルス】

第1シードの今別府香里(ヨネックス)と第2シードの川上紗恵奈(北都銀行)が、ともに2-0で快勝。高校生同士の対戦、仁平菜月(富岡高3年)と髙橋明日香(ふたば未来学園2年)は、1学年上の仁平が貫禄のストレート勝ちを収めた。

▼試合結果

今別府香里(ヨネックス)②〔21-11、21-16〕0●川島里羅(NTT東日本)

川上紗恵奈(北都銀行)②〔21-11、21-7〕0●楠瀬由佳(北都銀行)

仁平菜月(富岡高3年)②〔21-16、21-12〕0●髙橋明日香(ふたば未来学園2年)

 

 

【男子ダブルス】

第1シードの井上拓斗/金子祐樹(日本ユニシス)が、常山幹太/下農走(トナミ運輸)に勝利。第1ゲームは22-20の接戦も、第2ゲームは序盤から圧倒して21-6。佐伯祐行/圷畑亮太(日本ユニシス)、渡辺勇大/三橋健也(日本ユニシス/日本大)ら上位陣、別々のチームながら結成されたペア・山田和司/米田健司(日本ユニシス/トリッキーパンダース)も準々決勝進出を決めている。

▼試合結果

井上拓斗/金子祐樹(日本ユニシス)②〔22-20、21-6〕0●常山幹太/下農走(トナミ運輸)

渡辺勇大/三橋健也(日本ユニシス/日本大)②〔21-14、21-14〕0●渡邉航貴/仁平澄也(埼玉栄高3年)

山田和司/米田健司(日本ユニシス/トリッキーパンダース)②〔21-17、21-9〕0●伊東克範/小林晃(金沢学院クラブ)

 

 

【女子ダブルス】

2回戦は波乱が続いた。第1シードの篠谷菜留/東野有紗(日本ユニシス)は、第1ゲーム序盤のラリー中に篠谷が転倒。そのまま起き上がることができず担架で運び出され、悔しいキケンとなった。福島由紀/志田千陽(再春館製薬所)は、大学生ペアの加藤美幸/柏原みき(筑波大)との対戦中、ファイナルゲーム14-17の場面で志田が鼻血を出して中断。長い時間を治療に要したが、集中力を切らさなかった加藤/柏原が押し切り、準々決勝進出を果たした。また、第2シードの栗原文音/星千智(日本ユニシス)が0-2で敗退している。

▼試合結果

櫻本絢子/高畑祐紀子(ヨネックス)○〔5-3、キケン〕●篠谷菜留/東野有紗(日本ユニシス)

加藤美幸/柏原みき(筑波大)②〔14-21、21-16、21-16〕1●福島由紀/志田千陽(再春館製薬所)

田中志穂/中村優里(北都銀行)②〔21-18、21-16〕0●栗原文音/星千智(日本ユニシス)

 

【混合ダブルス】

2連覇をねらう渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)、第2シードの米元優樹/米元陽花(宇部興産/ACT SAIKYO)が2-0で勝利。危なげなく準々決勝に駒を進めた。

▼試合結果

渡辺勇大/東野有紗(日本ユニシス)②〔21-8、21-11〕0●喜多勝人/久後あすみ(三菱自動車京都/山陰合同銀行)

米元優樹/米元陽花(宇部興産/ACT SAIKYO)②〔21-15、21-16〕0●牧野公亮/今野あゆみ(JR北海道/ACT SAIKYO)

 

明日23日は各種目の準々決勝が行なわれる。混合ダブルス、男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルス、男子ダブルスの順番で、試合開始は10時を予定。

 

取材・文/平田美穂

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