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【帰国コメント】「やってきたことを変えるつもりはなかった」松友 アジア選手権 

5月2日、アジア選手権を終えた日本選手団が帰国し、女子ダブルスで優勝を飾った髙橋礼華/松友美佐紀と中島慶コーチ、4月28日付における男子シングルスの世界ランクで(桃田賢斗のランクが抹消されたことによって)日本勢最上位となり、リオ五輪出場が濃厚になった佐々木翔、舛田圭太コーチが成田空港で取材に応じた。(※オリンピックの出場枠は、5月5日付の世界ランクで正式に決定する)

 

◇佐々木翔

「(リオ五輪出場濃厚と聞いて)喜びよりも、男子シングルスを背負って、いろいろな人の気持ちを背負いながら、しっかりやらなきゃいけないという気持ちのほうが強かったです。このまま(出られずに)終わることも寂しいけど、出場したら本当に厳しい戦いが待っているなという覚悟は備わってきました。

(リオに向けては)自分のスタンスとして、一つひとつのラリーを頑張った先に勝利があって、その先に結果が見えてくると思っています。メダルだけにこだわらずに――自分はそれをいえる立場でもないですし、一つひとつのプレーをしっかりやっていくための準備をしたいことしか、いまは考えていません」

 

◇髙橋礼華

「決勝で日本人対決ができるのはすごくうれしいことですが、複雑な気持ちもありました。でも自分たちは、オリンピックで金メダルを取るためにレースを戦ってきた。その締めくくりとして、『やらなければならないことをしっかり出さなければ』と思い、試合に挑みました。レースは今回の決勝だけでなく、1年間あるものなので、今回だけプレーを変えるのは相手に失礼だと思いました。

今回のレースは世界選手権で勝てなかったり、松友のケガで試合に出られなかったりしましたが、世界ランク1位で終えられたことに対しては、この1年だけでなく、4年を通してすごく成長してきているなと思います」

 

◇松友美佐紀

「4年前のレースでは(五輪に出場できず)すごく悔しい思いをして、そこから4年後は自分たちが絶対に活躍したいと思ってたくさん練習してきました。金メダルを取りたいと思い、必死にやっています。昨日の試合ではいろいろな思いもあったんですけど……そこは自分たちの4年ぶんの思いもしっかりあるので、やってきたことを変えるつもりはなかったです。

これからは本番の金メダルに向かって突き進んでいくだけ。この大会での日本人の優勝は初めてなので、それは本当に素直にうれしい。これから自分たちが頑張る糧にしていきたいです」

 

◇中島慶コーチ

「決勝で戦った両ペアはよく頑張った。試合前は、両方に『頑張ってください』とだけ声をかけました。〔2ペア送り込むために福万/與猶に勝つように働きかける選択肢もあったのでは?の問いに〕そうかもしれないが、髙橋/松友ペアが正々堂々とプレーした。それでいいと思っています。〔髙橋/松友がキケンするという考えは?の問いに〕それはまったくなかったです」

(その後、舛田コーチが補足)

「キケンについていえば、ケガなどがあった場合にドクターの診断を受けて、それが認められない限りキケンはできません。“負けたいから棄権する”というのはルール違反だし、BWF(世界バドミントン連盟)の処罰対象になります。ふつうに考えれば、ケガ以外でキケンするという選択肢はありません」

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