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【大会情報】日本男子は予選リーグで中国と対戦! トマス杯・ユーバー杯 

5月15日から22日まで開催される国・地域別対抗戦『トマス杯・ユーバー杯』。その男女予選リーグの組み合わせ抽選会が、3月21日に開催地の中国・昆山で行なわれた。

ト杯・ユ杯の出場チームは、男女それぞれ16チーム。前回優勝国(男子は日本、女子は中国)、開催国(中国)と、2月中旬に開催されたアジア、ヨーロッパ、オセアニア、パン・アメリカ、アフリカの各大陸予選の上位国、そして国別ランキングの上位国から選ばれており、今回の抽選会では男女とも4つの予選リーグの組み合わせが決定している。

 

トマス杯(男子)

◆グループA

中国①、日本、フランス、メキシコ

◆グループB

インドネシア④、インド、タイ、香港

◆グループC

韓国③、マレーシア、イングランド、ドイツ

◆グループD

デンマーク②、台湾、ニュージーランド、南アフリカ

※丸数字はシード順位

 

日本男子は非常に苦しい組み合わせとなった。予選では第1シード中国との対戦が決定。残り2チームはフランス、メキシコと格下のチームとなり、予選上位2チームに与えられる決勝トーナメントの切符は手に入りそうだが、1位で通過するか、2位で通過するかによっては、準々決勝以降の戦いが大きく変わってくる。

仮に中国を倒して3連勝で1位通過を決めると、準々決勝ではグループA〜Dの2位チームと対戦。逆に予選2位となれば、A〜D1位チームとの勝負になる。1位で通過すれば準々決勝の相手が下位チームになる可能性が高まり、選手起用の面でも多少の余裕が生まれてくるが、2位通過となれば強敵との連戦が予想される。連覇をめざす日本男子にとっては、決勝までの体力面・メンタル面の消耗を考えるとやはり予選を首位で突破したいところだ。ただし、決勝トーナメントの組み合わせも抽選で決まるため、日本は1・2位どちらで予選を通過しても、準々決勝で中国と再戦する可能性も出てくる。

 

ユーバー杯(女子)

◆グループA

中国①、デンマーク、スペイン、マレーシア

◆グループB

韓国③、台湾、モーリシャス、アメリカ

◆グループC

タイ④、インドネシア、ブルガリア、香港

◆グループD

日本②、インド、オーストラリア、ドイツ

※丸数字はシード順位

 

第2シードを手にした女子はグループDに入り、インド、オーストラリア、ドイツと対戦する。他のグループに比べて戦いやすい相手が揃った印象だが、やはり予選リーグのライバルは前回大会3位のインドだろう。サイナ・ネワール、シンデュ・P.V.、グッタ/ポンナッパといった世界トップランカーの布陣が予想される。

日本は14年ユ杯の準決勝でインドと対戦し、接戦の末になんとか白星をつかんで決勝に進出を果たした。今回のアジア予選(団体選手権)では、絶対エースであるサイナ不在のインドに5−0のストレートで快勝しているが、本大会ではエースの出場が濃厚。サイナの存在感がチームに与える影響は大きく、本大会ではアジア予選のような連勝とはいかないだろう。

出場国順位・シードは世界ランキングポイント(3月3日付)によって決定。ポイントは、各国の世界ランキングのシングルス上位3選手、ダブルス上位2ペアのポイントを合計したもの。

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