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「青森に帰って練習し、いろいろなことを磨きたい」全日本総合 クローズアップ〜奈良岡功大

12月2日に開催された全日本総合(東京・代々木第二体育館)2日目は、各種目1回戦が行なわれた。男子シングルスには、史上最年少の14歳で本戦出場を果たした奈良岡功大(浪岡中2年)が出場。ナショナルA代表の上田拓馬(日本ユニシス)に善戦するも、0-2のストレートで敗れた。

 

昨年、中学1年生ながら総合予選に出場した奈良岡は、1回戦で社会人選手を撃破する快挙を成し遂げた(予選2回戦で敗退)。そのスーパー中学生が今年はどんな戦いを繰り広げるのか、多くのファン、メディアの注目が集まった。

 

試合は格上の上田に対し、奈良岡は互角に渡り合った。第1ゲームは緊張からミスが増えて17-21で失ったものの、第2ゲームは奈良岡の集中力が高まり、ショットのキレが増していく。ネット前からヘアピンを自在に操り、後ろではカットを巧みに使って11-9でリード。後半もねばり強いプレーで19-18とし、上田を追い込んだ。しかし、「リードされるのは想定内」という上田に隙はなく、奈良岡は20-21で逆転を許すと、最後はスマッシュがわずかにラインを割った。

 

試合後、「中学生にしては堂々としている」と上田が評価したように、時間や間の取り方など駆け引きを巧みに使い、簡単に流れを渡さなかった奈良岡。ナショナルA代表に接戦を演じたプレーだけでなく、中学生とは思えない試合運びも目を引いた。

 

奈良岡は今年7月に自費参加で海外遠征に出向き、オリンピアンと接戦を演じるなど、シニア選手相手にも力を出しきる経験を積んでいる。10月にはアジアジュニアU15で同世代のライバルを押しのけて優勝を遂げるなど、目標である『オリンピックで金メダル獲得』に向かって、着実に成長を続けている。今大会の悔しい経験は、きっと今後の大きな糧となるはずだ。

 

奈良岡功大

「悔しいです。試合の前半、相手のオーラみたいなのに押され、緊張もあってミスが出てしまいました。2ゲーム目は自分なりにねばって、気持ちを入れてプレーできたと思います。ドローを見て、上田選手と試合ができるとわかったときはワクワクしました。全力を出しきりたいと思いました。(2ゲーム目の途中で左足首の治療をしていたが)1カ月ほど前に足首を故障して練習があまりできませんでした。まだまだ力不足。また青森に帰って、一生懸命練習をして、いろいろなところを磨いていきたいです」

 

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