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「自分のなかで、いろいろ吹っ切れた」田児賢一 ヨネックスOPジャパン《SS》 初日予選 

9月8日に行なわれたヨネックスOPジャパン(東京体育館・SS)の予選に、日本代表の田児賢一が出場した。昨年6月のインドネシアOP以降、腰のケガやコンディション不調が続き、現在の世界ランクは37位。今回のヨネックスOPでの巻き返しが期待されたが、予選1回戦で無念のファイナル負け。リオ五輪出場に向けて厳しい結果となった。

 

ここでは田児賢一のコメントを紹介しよう。

「勝てなかったのでしょうがないです。予選が2試合あったので(次の試合のことを考えて)2-0で勝たないといけないし、勝って次の試合につなげないと、とは思っていたんですが…。いままでとは違った気持ちで、この大会に入ってしまったかなというのはあります。自分のなかでは全英OPよりも世界選手権よりも、この大会に賭けていたつもりでしたが、それが今年はいつの間にかこの大会が来てしまった感じで、準備不足だったと思います。

(ファイナルゲームの終盤で逆転されたが?)あれをしていたら勝てない。あそこでもう1回集中力を高めて逃げ切らないといけないと思うし。それが本来のスタイルなんですが、うまくできなかったのが心残りですね。もう1回強い気持ちにもっていけなかった。

やっぱり本当に100%集中できていない。どこかふわっとしてしまっている部分があるし、自分でもわかっているんですが、やっぱり練習や試合で徐々に克服していくのが理想。あれではダメですね。

結果が出なかったことは申し訳ないですが、もう自分のなかでいろいろ吹っ切れているので。以前よりも、いい形でバドミントンと向き合えています。(来週の)韓国OPでリー・チョンウェイと対戦するのも決まっていますし、それは自分にとって勝っても負けてもプラスになると思います」

 

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