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スディルマン杯〜こぼれ話 日本代表でも“基本”は大事

昨日のロシア戦で白星スタートを切った日本代表。翌11日は、試合日程の関係で日本チームに試合がなく「練習日」となりました。人数が限られていることもありますが、日本代表の選手たちはシングルス・ダブルス、そして男女の垣根を越えて、全員がそれぞれの練習パートナーを務めていました。

 

桃田選手の2対1の練習に入ったのは、上田選手と遠藤選手の2人。女子シングルス2人のパートナーは、ロシア戦・混合ダブルスで勝ち星をあげた数野選手でした。

タカマツと打ち合ったのは、自分たちの練習を終えたあとの早川選手と平田選手。男子からすれば、女子選手との練習はあまり自分のためにはならないと考える人もいるかもしれません。でも、そんなことをまったく感じさせず、楽しそうに練習パートナーを務めている姿に、感心しっぱなしでした。さすが日本を代表する選手。自然と支え合っているのが強さの源ですね。

また、大会中といっても2時間の練習はとても濃密です。奥原選手や橋本選手、栗原選手は、メニューの合間に補強運動。意識の高さがにじみ出ていました。

普段あまり見ることのない代表選手の練習で、記者が最も驚いたのは、松友選手が壁打ちを始めたことです。初心者のころ、みなさん壁打ちをやりましたよね。いつの間にか壁と格闘(?)する頻度は落ちていませんか? 世界1位の、あの松友選手が、今でも取り組んでいるんです。壁打ち偉大なり−−。

ちなみに、壁打ちのやり方は、面を横にしたレシーブの形と、ヘッドを立てた状態の2種類をやっていました。壁打ちでも打ち方を変えているとは……。なるほど、勉強になります。(M)

 

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