【全日本総合2025】古賀&齋藤、霜上&保原などシードペアが実力を示し2回戦に進出!<混合ダブルス/2日目結果>

日本の頂点をかけて争われる第79回全日本総合バドミントン選手権(東京・京王アリーナTOKYO)。大会2日目は各種目1、2回戦が行なわれた。ここでは、混合ダブルス1回戦のダイジェストを紹介する。

【混合ダブルス】

朝一番の第1コートに入り、一番最初に2回戦進出を決めたのは、古賀輝(上写真・左)/齋藤夏(ジェイテクトStingers/PLENTY GLOBAL LINX)。「(ペアでの)練習は1週間やってないかなくらい。ローテーションが難しい」(古賀)と言いながら、大学生の野村雅人/田邉裕美(龍谷大)を、スピードと攻守の質で圧倒。25分で決着をつけた。

二人と同じく新規ペアの緑川大輝/松山奈未(NTT東日本/再春館製薬所)も、「まだまだ迷いというか、難しいと感じる」(松山)と話しつつ、大学生王者の犬嶋宏介/今村涼(日本体育大/青山学院大)に、2−0で勝利した。昨年はベスト8に終わった渡辺勇大/田口真彩(J-POWER/ACT SAIKYO)は、瀬川大智/本田胡桃(Forrest)にストレート勝ち。試合後、緊張や不安があったと明かしたが、ケガ明けの田口を気遣うかのような丁寧なラリーを刻み、2回戦進出を決めた。

日本代表ペアの霜上雄一(上写真・右)/保原彩夏(日立情報通信エンジニアリング/ヨネックス)は、川邊悠陽/石川心菜(日立情報通信エンジニアリング/岐阜Bluvic)に第1ゲームを奪われるスタート。国際大会への参戦などで力をつけてきた川邊/石川は、右左ペアである霜上/保原のバック側を徹底的にねらって崩していく。見事なラリーで得点を重ねたが、霜上/保原が徐々に対応。第2ゲームを大差で奪い返すと、ファイナルゲームも霜上/保原が大量リード。マッチポイント20-9から、川邊が放ったネット前へのクロスショットを、保原がバックプッシュで決めた。

74分に及ぶ激闘となったのが、相澤桃李/松本麻佑(ジェイテクトStingers/ほねごり相模原)と、小川桂汰/原菜那子(岐阜Bluvic)の対戦。福島由紀(岐阜Bluvic)とのペアでワールドツアーファイナルズ準優勝を遂げたばかりの松本が、混合ダブルスに参戦。ファイナルゲーム22-20で2回戦進出を決め、場内を大いに沸かせた。

▼1回戦(12月26日)

古賀輝/齋藤夏(ジェイテクトStingers/PLENTY GLOBAL LINX)②〔21-9、21-10〕0●野村雅人/田邉裕美(龍谷大)

竹澤陽生/今泉明日香(日本体育大)②〔21-15、22-20〕0●荒井大輝/畑末真緒(レゾナック)

吉田翼/関野里真(日本体育大/ヨネックス)②〔21-13、21-15〕0●髙嶋集/廣田彩花(丸杉Steelers/岐阜Bluvic)

滝口友士/植村理央(豊田通商)②〔21-15、21-17〕0●佐野大輔/加藤佑奈(ジェイテクトStingers/再春館製薬所)

下農走/大澤陽奈(金沢学院クラブ/ACT SAIKYO)◯ 棄権 ●川島直也/大澤佳歩(ジェイテクトStingers/山陰合同銀行)

大関修平/志波寿奈(大同特殊鋼/広島ガス)②〔19-21、21-14、21-14〕1●江藤佑太/清家菜々子(東海興業/百十四銀行)

永渕雄大/今井優歩(ジェイテクトStingers/ほねごり相模原)②〔21-12、21-19〕0●永田拓己/吉村茉恩(立命館大)

緑川大輝/松山奈未(NTT東日本/再春館製薬所)②〔21-14、21-9〕0●犬嶋宏介/今村涼(日本体育大/青山学院大)

渡辺勇大/田口真彩(J-POWER/ACT SAIKYO)②〔21-15、21-8〕0●瀬川大智/本田胡桃(Forrest)

相澤桃李/松本麻佑(ジェイテクトStingers/ほねごり相模原)②〔21-18、19-21、22-20〕1●小川桂汰/原菜那子(岐阜Bluvic)

山澤直貴/曽根夏姫(コンサドーレ/北都銀行)②〔21-16、21-16〕0●野口翔平/杉山凜(筑波大/明治大)

家壽多慶太/新見桃芭(大同特殊鋼/広島ガス)②〔21-9、21-13〕0●米田翔平/生木萌果(TSUBASA/Cheerful鳥取)

竹内宏気/川添麻依子(岐阜Bluvic)②〔21-19、12-21、21-17〕1●柴田一樹/山北眞緖(NTT東日本)

中島巧/千葉美采(TrickyPandars/七十七銀行)②〔18-21、21-16、21-17〕1●三上楓/倉島美咲(三菱自動車京都/ACT SAIKYO)

井上誠也/須藤海妃(日立情報通信エンジニアリング/ヨネックス)②〔22-20、21-19〕0●林谷理貴/古川彩乃(Cheerful鳥取/宇部シャトルズ)

霜上雄一/保原彩夏(日立情報通信エンジニアリング/ヨネックス)②〔21-23、21-11、21-9〕1●川邊悠陽/石川心菜(日立情報通信エンジニアリング/岐阜Bluvic)

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/井出秀人

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投稿日:2025/12/26
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