スディルマン杯出場国紹介 ドイツ

国名
ドイツ
英語表記
GER
トマス杯最高成績
ベスト8(10、12年)
ユーバー杯最成績
ベスト4(06、08年)
スディルマン杯最高成績
ベスト8(13年)

2005年前後、人材の宝庫・中国から選手・指導者が母国を離れ、世界の各地へ旅立ち、その技術を広めていくという潮流があった。ドイツもまた最先端のバドミントンを学ぼうと中国人スタッフを受け入れた国である。
 選手として中国からドイツに渡ったのは、女子シングルスの徐懷雯。中国ではナショナルチームに在籍できなかったが、ドイツで花開き、05、06年の世界選手権で銅メダルを獲得した。同時期には中国人コーチもおり、06、08年のユーバー杯では3位の快挙を達成。11年世界選手権で準決勝に進出したジュリアン・シェンクは、自身やドイツの突然の飛躍の理由を「中国系スタッフによって効率的な動きを学んだことが大きい」と分析している。
 同じヨーロッパでも体格のよさやテクニックのうまさが目立つ古豪・デンマークよりもフットワークのよさが目立つのは、こういった経緯があるからだと見られている。
 多くのクラブチームが存在し、ブンデスリーガ(国内リーグ)でのチーム戦も盛んだ。

投稿日:2015/05/01
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