10月21日にBWFワールドツアー・フランスOP(Super750/セソン・セヴィニエ)が開幕した。大会初日は各種目1回戦が行なわれ、日本勢も海外のライバルたちと熱戦を繰り広げた。

女子シングルスは、山口茜、郡司莉子(上写真)が登場。山口は前週のデンマークOP(Super750)で対戦している中国選手に勝利。前回と同じく2−0のストレート勝ちで初戦を突破した。郡司は、シンガポールの1番手、イェオ・ジャミンとファイナルゲームの戦いとなったが、最終ゲームは点差を広げて11本に抑え2回戦に進出している。

女子ダブルスは3ペアが初日に登場し、それぞれ1回戦を突破。福島由紀/松本麻佑はスペインペアに、中西貴映(上写真・左)/岩永鈴はウクライナのペアに2−0で勝利。五十嵐有紗/志田千陽は、タイのペアを5本、14本で退け、2回戦へと勝ち上がった。

男子シングルスは、奈良岡功大が8月のパリ世界選手権で銅メダルを獲得したビクター・ライ(カナダ)と、1時間を超える熱戦。第1ゲームを18本、第2ゲームも18本で制し、奈良岡が2回戦に進出した。男子ダブルスは、霜上雄一/野村拓海がスコットランドペアに勝利をつかんだほか、混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏も、イングランドのペアを下して2回戦に駒を進めている。
10月21日(1回戦)の結果、22日(残りの1回戦)の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
▼1回戦(10月22日)
奈良岡功大②〔21−18、21−18〕0●ビクター・ライ(カナダ)65分
▼1回戦(10月23日)
渡邉航貴 − アユシュ・シェティ(インド)
西本拳太 − ジョナタン・クリスティ(インドネシア)
田中湧士 − ブライアン・ヤン(カナダ)
【女子シングルス】
▼1回戦(10月22日)
山口茜②〔21−13、21−17〕0●韓千禧(中国)31分
郡司莉子②〔21−18、13−21、21−11〕1●イェオ・ジャミン(シンガポール)58分
▼1回戦(10月23日)
宮崎友花 − プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)
仁平菜月 − ラチャノック・インタノン(タイ)
【男子ダブルス】
▼1回戦(10月22日)
山下恭平/緑川大輝●0〔11−21、8−21〕②徐承宰/金ウォンホ(韓国)30分
霜上雄一/野村拓海②〔18−21、21−11、21−12〕1●C・グリムリー/M・グリムリー(スコットランド)54分
▼1回戦(10月23日)
保木卓朗/小林優吾 − ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア)
三橋健也/岡村洋輝 − グタマ/イスファーニ(インドネシア)
【女子ダブルス】
▼1回戦(10月22日)
福島由紀/松本麻佑②〔21−13、21−14〕0●ロペス/ロドリゲス(スペイン)37分
中西貴映/岩永鈴②〔21−15、21−8〕0●カンテミール/ブフロワ(ウクライナ)31分
五十嵐有紗/志田千陽②〔21−5、21−14〕0●ベンヤパ/ウェートラー(タイ)33分
▼1回戦(10月23日)
清瀬璃子/原菜那子 − 張殊賢/鮑驪婧(中国)
大澤佳歩/田部真唯 − 孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)
保原彩夏/廣上瑠依 − 胡綾芳/鄭宇倢
【混合ダブルス】
▼1回戦(10月22日)
緑川大輝/齋藤夏②〔21−15、21−18〕0●ヘミング/ファン・リューウェン(イングランド)34分
▼1回戦(10月23日)
霜上雄一/保原彩夏 − トフト/マグランド(デンマーク)
文/バドミントン・マガジン編集部
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