プロ選手として活動する渡辺勇大(J-POWER)が、6月8日、東京都町田市のハシルトン町田店で、ファンと交流するイベントを開催。約2時間にわたって、サインや写真撮影をして、ファンと交流を行なった。
『渡辺勇大 活動応援イベントinハシルトン』は、イベント当日に渡辺が契約するブランドであるリーニンの商品を5000円以上購入した方を対象に実施。約90組のファンが、渡辺との交流を楽しんだ。関東近県だけでなく、大阪や香川、海外から来店したファンも。また、福島の富岡高時代の同級生との再会もあり、「お互いに頑張ろう」と笑顔で励まし合った。


直接、渡辺と接する貴重な機会ということで、ファンは皆、緊張しながらも、「ずっと応援しています」「渡辺選手のジャンピングドロップにあこがれています」と、思いのたけを言葉にして伝えていたのが印象的。渡辺は、「この距離で会えるというのは、僕自身も応援されていると実感できて、うれしい」と感謝した。

なお、このイベントでの売上の一部は、渡辺の競技活動費に充てられるという。
渡辺勇大 イベント後コメント
ずっと応援してくださっている方、高校生のファンの方もいたり、「渡辺選手の真似をしています」と言ってくださる方もいて、本当に選手冥利に尽きるなと思います。子ども連れや家族で一緒に来てくださったのを見て、家族で推してもらえるというのは、すごくうれしいことだなと感じました。僕もパパになったので、子どもの成長って早いものなんだろうなと思ったし、子どもが物心がつくまで現役でやっていられるかわかりませんが、パパはすごいんだぞと見せられるように頑張りたいなと思いました。
7月のジャパンオープンは、現状ではリザーブ(本戦エントリーの出場者が欠場の場合に繰り上がる)の7番目で、出場できるかどうか微妙なところかなと思いますが、日本のファンの方々にプレーを見せられる数少ないチャンスの一つだと思うので、そこに向けて全力で準備します。僕自身もまだまだ成長できると思っていますし、自分自身の可能性をまだまだ追求していきたいなというふうにあらためて思いました。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部