【インドネシアオープン2025】保木&小林、福島&松本らが接戦を制してベスト8進出!<3日目結果>

6月5日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアOP(ジャカルタ/Super1000)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。

2日目/1回戦
(6月4日)

初日/1回戦
(6月3日)

女子シングルスは山口茜(上写真)、仁平菜月、宮崎友花の3選手が2回戦に挑み、準々決勝に駒を進めたのは山口。山口は世界ランク20位の台湾選手を12本、17本で退け、順当にベスト8入り。宮崎は中国の高昉潔(ガオ・ファンジェ)との勝負で第1ゲームを制したものの、第2ゲーム、最終ゲームを奪われ逆転負け。2回戦敗退となった。陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)との勝負となった仁平は、第1ゲームを9本に抑えられると、第2ゲームも14本で敗れ、準々決勝には勝ち進めなかった。

女子ダブルスは、福島由紀(上写真・左)/松本麻佑と、中西貴映/岩永鈴の2ペアがベスト8進出を決めた。1回戦でファイナル勝負の接戦を制した福島/松本は、インドのプレラ/ジョリー(インド)と対戦。第1ゲームは21−13で先制した福島/松本だったが、第2ゲームはインドペアと序盤から激しい競り合いに。スコアが2点差以上離れずに進む接戦となったが、最後は22オールから2連取した福島/松本が勝利。辛勝で2回戦を突破した。中西/岩永は、マレーシアペアに2−0で勝利。準優勝を飾った前週のシンガポールOP(Super750)に続き、上位大会でしっかり準々決勝に駒を進めた。

男子ダブルスの保木卓朗(上写真・右)/小林優吾は、シードのアストルップ/ラスムセン(デンマーク)と激突。第1ゲームからポイントの奪い合いになった勝負は、20オールを超えてもなかなか決着がつかず。30点が近づく展開となったが、保木/小林が27オールから先に抜け出して先制する。これで相手の集中力が切れたか、第2ゲームは保木/小林が圧倒。11本で勝利を飾り、ベスト8入りを決めた。このほか、混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏は、地元インドネシアペアとの接戦をファイナルゲーム22−20で制し、準々決勝進出を決めた。

男子シングルスの田中湧士は、第1シードの石宇奇(シー・ユーチー/中国)に0−2のストレート負け。男子ダブルスの霜上雄一/野村拓海は、韓国の徐承宰(ソ・スンジェ)/金ワンホにファイナルゲーム19本で惜敗した。また、霜上は保原彩夏との混合ダブルスでも2回戦を戦ったが、デンマークペアに20−22、23−25で敗れている。

6月5日(2回戦)の結果、6月6日(準々決勝)の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼2回戦(6月5日)

田中湧士●0〔14−21、7−21〕②石宇奇(中国)36分

▼準々決勝(6月6日)

石宇奇(中国) − 王正行(中国)

アンダース・アントンセン(デンマーク) − 李卓耀(香港)

周天成(台湾) − 李詩灃(中国)

アレックス・ラニエ(フランス) − クンラビット・ビティサラン(タイ)

【女子シングルス】

▼2回戦(6月5日)

山口茜②〔21−12、21−17〕0●宋碩芸(台湾)39分

仁平菜月●0〔9−21、14−21〕②陳雨菲(中国)42分

宮崎友花 – 高昉潔(中国)

▼準々決勝(6月6日)

アン・セヨン(韓国) − ポンパウィ・チョチュウォン(タイ)

山口茜 – プトリ・クスマ・ワルダニ(インドネシア)

陳雨菲(中国) − 韓悦(中国)

王祉怡(中国) − 高昉潔(中国)

【男子ダブルス】

▼2回戦(6月5日)

保木卓朗/小林優吾②〔29−27、21−11〕0●アストルップ/ラスムセン(デンマーク)46分

霜上雄一/野村拓海●1〔21−17、11−21、19−21〕②徐承宰/金ワンホ(韓国)

▼準々決勝(6月6日)

ゴーSF/N・イズッディン(マレーシア) − グタマ/イスファーニ(インドネシア)

シェティ/ランキレッディ(インド) − マンWC/ティーKW(マレーシア)

アルディアント/アルフィアン(インドネシア) − 黄荻/劉陽(中国)

保木卓朗/小林優吾 – 徐承宰/金ワンホ(韓国)

【女子ダブルス】

▼2回戦(6月5日)

福島由紀/松本麻佑②〔21−13、24−22〕0●ジョリー/プレラ(インド)46分

中西貴映/岩永鈴②〔21−15、21−16〕0●オンXY/ティン(マレーシア)42分

▼準々決勝(6月6日)

譚寧/劉聖書(中国) − 孔熙容/キム・ヘジョン(韓国)

クスマ/プラティウィ(インドネシア) − 李紹希/ペク・ハナ(韓国)

福島由紀/松本麻佑 – 李怡靖/羅徐敏(中国)

ティナー/タン(マレーシア) − 中西貴映/岩永鈴

【混合ダブルス】

▼2回戦(6月5日)

緑川大輝/齋藤夏②〔23−21、14−21、22−20〕1●ヒダヤットゥーラー/パサリブ(インドネシア)74分

霜上雄一/保原彩夏●0〔20−22、23−25〕②トフト/マグランド(デンマーク)49分

▼準々決勝(6月6日)

マウラナ/ジャミル(インドネシア) − ジケル/デリュウィ(フランス)

緑川大輝/齋藤夏 − 程星/張馳(中国)

デチャポル/スピッサラ(タイ) − ゴーSH/ライSJ(マレーシア)

トフト/マグランド(デンマーク) − チェンTJ/トーEW(マレーシア)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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投稿日:2025/06/06

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