【インドネシアオープン2025】田中湧士、山口茜、緑川&齋藤が1回戦を突破!奈良岡、渡邉、奥原らは2回戦に進めず<初日結果>

6月3日にBWFワールドツアー・インドネシアOP(ジャカルタ/Super1000)が開幕した。世界の精鋭たちが集う大会の初日は、各種目1回戦の半分を実施。日本代表も出場し、ライバルたちと熱戦を繰り広げた。

男子シングルスは奈良岡功大、渡邉航貴、西本拳太、田中湧士(上写真)の4選手が登場。この中で唯一白星を手にしたのが田中だ。香港のベテラン、伍家朗(ン・カロン)を相手に、第1ゲームを15本で先制。第2ゲームは20−22で落としたが、ファイナルゲームは終盤の競り合いを田中が制し、22−20で勝利。難敵を下して1回戦を突破した。

そのほかの3選手は2回戦に進めず。奈良岡はデンマークのラスムス・ゲンケにストレート負け。西本は中国の若手に0−2で敗れ、渡邉は香港の李卓耀(リー・チェクイゥ)とファイナルゲームまでもつれるも、最後は21−23で敗れた。

女子シングルスは山口茜と奥原希望(上写真・手前)の2人が1回戦を戦い、山口が2回戦に進出。デンマーク選手と対戦した山口は、2−0で快勝。奥原は同年代のライバル、プサルラ・V.シンドゥ(インド)との勝負となり、激しい攻防を展開。最終ゲームにもつれた戦いは、奥原が15−21で屈して1回戦敗退となった。このほか、混合ダブルスの緑川大輝/齋藤夏は、ねばり強く戦った台湾ペアを2−0で退け、1回戦を突破している。

前回出場したタイOPから中2週あけての参戦となった緑川(右)/齋藤。1回戦は台湾ペアに第2ゲーム23オールまでねばられたが、最後は振り切って勝利。2回戦に駒を進めた

6月3日(1回戦)の結果、4日(残りの1回戦)の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

▼1回戦(6月3日)

田中湧士②〔21−15、20−22、22−20〕1●伍家朗(香港)67分

奈良岡功大●0〔19−21、12−21〕②ラスムス・ゲンケ(デンマーク)55分

西本拳太●0〔15−21、10−21〕②王正行(中国)

渡邉航貴●1〔16−21、21−7、21−23〕②李卓耀(香港)60分

【女子シングルス】

▼1回戦(6月3日)

奥原希望●1〔20−22、23−21、15−21〕②プサルラ・V.シンドゥ(インド)79分

山口茜②〔21−9、21−18〕0●リーネ・フォウマーク・カエスフェルト(デンマーク)29分

▼1回戦(6月4日)

仁平菜月 − グエン・トゥイリン(ベトナム)

宮崎友花 − ミシェル・リー(カナダ)

【混合ダブルス】

▼1回戦(6月3日)

緑川大輝/齋藤夏②〔21−16、25−23〕0●陳政寛/許尹鏸(台湾)35分

▼1回戦(6月4日)

霜上雄一/保原彩夏 − カポール/ガーデ(インド)

【男子ダブルス】

▼1回戦(6月4日)

山下恭平/緑川大輝 − 陳柏陽/劉毅(中国)

霜上雄一/野村拓海 − 三橋健也/岡村洋輝

保木卓朗/小林優吾 − チューンHJ/ハイカル(マレーシア)

【女子ダブルス】

▼1回戦(6月4日)

福島由紀/松本麻佑 − サマービル/アンジェラ・ユ(オーストラリア)

中西貴映/岩永鈴 − デント/ライ(カナダ)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

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投稿日:2025/06/03

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