【関西学生春季リーグ】無敵・龍谷大、春秋通じて22連覇<女子>

5月3日に開幕した関西学生春季リーグ戦は、5月13日に和歌山県立橋本体育館で最終戦が行われた。

女子は1部と2部にいずれも8チーム、3部は7チームが所属。まずは各部ともに2つのブロックに分かれて1次リーグを実施し、それぞれの1・2位が上位リーグへ、3・4位が下位リーグへ進んで最終的な順位を決定した。

1部の上位リーグに進出したのは昨年と同じ顔ぶれで、Aブロックから龍谷大と京都産業大、Bブロックからは同志社大と立命館大。春季リーグ10連覇中の龍谷大はBブロック2位の立命館大を4-1で下し、京都産業大に逆転勝ちした同志社大との全勝同士の最終戦に臨んだ。

このリーグ中に蔓延したインフルエンザの影響で多くのチームがコンディション調整に苦しむ中、特に主力を欠いた同志社大に対して龍谷大はまずシングルスで危なげなく2勝。第1複では同志社大が一矢報い、播磨朋奈/東美衣奈がここまで負けなしの中出すみれ/田邊裕美をファイナル26-24という大接戦で破ったが、最後は今リーグ無失ゲームの小方里羽/去来川琴葉が小山らら/太田小桜をストレートで下してチームの勝利を決めた。

インカレでは4大会連続準優勝している龍谷大。関西でのその圧倒的地位は衰えず、春・秋を通じたリーグ連覇はこれで『22』に達した。

【女子1部】

優勝:龍谷大

2位:同志社大

3位:立命館大

4位:京都産業大

5位:関西学院大

6位:関西大

7位:神戸学院大

8位:甲南大

取材・文/山口奈緒美

写真/川本 学

投稿日:2023/05/14
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