【全国小学生】埼玉が2年ぶり3度目の頂点に!<女子団体>

12月23日に開催された第28回全国小学生選手権(徳島県/鳴門・大塚スポーツパーク内アミノバリューホール)2日目は、都道府県対抗の男女団体戦(1複2単)の準々決勝から決勝が行なわれた。ここでは、女子団体のダイジェストをお伝えする。

2年ぶりの優勝を果たした埼玉チーム

準々決勝から始まった大会2日目。女子団体は、石川、東京、愛知、埼玉の4チームが準決勝に進出した。その準決勝は、2試合ともに接戦となる。左の山では、石川が東京を2-1で撃破して決勝へ。右の山では、埼玉が強敵・愛知に対してダブルスを落としながらシングルス2本で制して決勝の切符をつかんだ。

過去に優勝経験を持つ2チームが激突した決勝戦。3試合同時に始まった勝負は埼玉が先制した。埼玉のエースでありキャプテンの阿部果凛が、山口栞菜とのジュニアナショナル対決を24-22、21-8で勝利。すると、ダブルスの八嶋未來/榎本紗楓が奮起し、前回3位の実力を持つ榮代結子/本田乙葉を17本、15本で打ち破って優勝を決めた。この日、準々決勝と準決勝で白星をつかめなかった八嶋/榎本。その悔しさを力に変えて、大一番で殊勲の勝利をあげてみせた。

第2シングルスとして埼玉チームを助けてきた伊藤康乃と石川の澤村実玖の勝負は1-1で打ち切りに。「今年は前回ベスト8だった悔しさがあった」とは埼玉の藤沼良一監督。2年ぶり3度目の優勝に、チーム全員の笑顔が弾けた。

5試合すべてに出場してエースの仕事を果たした阿部(埼玉)
決勝で大きな勝利をあげた埼玉の八嶋/榎本
石川のシングルスエースとして奮闘した山口栞菜

【優勝コメント】

★藤沼良一監督

「昨年ベスト8だった悔しさがありましたし、今年は阿部と伊藤というジュニアナショナルの2人がいたので、負けられないという気持ちでした。準決勝の愛知、決勝の石川との戦いもきつかったのですが、準決勝はシングルスの2人が取り切ってくれたことが大きい。決勝はキャプテンの阿部と、ダブルスが最後に勝ってしっかり優勝を決めてくれたのでよかったです。埼玉県としての強化練習は、年間17、18回ほどやってきました。その成果が表れて、総合力で勝てたと思います」

★阿部果凛キャプテン

「今年は優勝するチャンスがあると思っていたので、優勝できてうれしいです。個人戦だったらあきらめちゃうかもしれない場面があったんですけど、今回は団体戦。みんながいるから、最後まであきらめずにできました。埼玉は仲がよくて元気で、応援も一生懸命なチーム。試合に出る子も出ない子も、みんなで一致団結できたのがよかったです!」

準優勝☆石川
3位☆愛知
3位☆東京

【結果】(23日)

▼準々決勝
石 川 2-0 栃 木
東 京 2-0 徳島A
愛 知 2-1 茨 城
埼 玉 2-1 神奈川

▼準決勝 ※3面同時展開
石 川 2-1 東 京
榮代結子/本田乙葉②〔21-11、21-15〕0●阿部唯愛来/松浦歌音
澤村実玖●0〔10-21、9-21〕②神尾朱理
山口栞菜②〔24-26、21-18、21-10〕1●橋村妃翔

埼 玉 2-1 愛 知
八嶋未來/榎本紗楓●0〔19-21、16-21〕②岡本芽/竹内亜美
阿部果凛②〔21-16、21-14〕0●山本優愛
伊藤康乃②〔21-18、8-21、21-6〕1●伊藤菜央加

▼決勝 ※3面同時展開
埼玉 2-0 石川
八嶋未來/榎本紗楓②〔21-17、21-15〕0●榮代結子/本田乙葉
阿部果凛②〔24-22、21-8〕0●山口栞菜
伊藤康乃1〔14-21、21-15、2-0、打ち切り〕1澤村実玖

★全国小学生選手権の熱戦の模様は、1月22日(水)発売予定の『バドミントン・マガジン』2月号でも紹介します!

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原 淳


投稿日:2019/12/23
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