12月14日に開催されたBWFワールドツアーファイナルズ（中国・広州）３日目は、各種目予選リーグ第３戦が行なわれた。ここでは熱戦を繰り広げた選手たちのコメントを紹介しよう。

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予選リーグ：第１戦

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山口茜

戴資穎（台湾）の途中棄権により勝利

「１ゲーム目は中盤で逆転されましたが、少し低い展開になっていたので、焦らずに大きな展開に戻してゲームを取ることができました。自分にとっては収穫だと思います。２ゲーム目は、（コートの）後ろを使うことばかり意識して相手にプレッシャーがかからなくなっていたので、自分の（フットワークの）スピードを上げて、何でも打てる体勢をつくって、うまく崩せるようになりました。昨日も今日も、やろうとしているプレーはできていると思います。一戦一戦、新たな気づきがあればいいと思っているので、もう１試合頑張りたいです」

松本麻佑／永原和可那

ジョンコパン／ラウィンダ（タイ）に２−０で勝利

松本「今日は終始、アタックでもレシーブでも攻めることができました。一度も負けたことがない相手で、パワーでは絶対に負けないという自信がありましたし、相性はいいと思っていました。２人ともミスが少なく、相手にシャトルを預けてミスを待って攻め込むことができた。シャトルの飛ばない会場での展開としては、理想的だったと思います」

永原「序盤から最後まで、自分たちが一度も引くことなく、ずっと攻める姿勢でプレーができました。最後まで隙なく戦えたのではないかと思います。昨日（勝ったことがなかった韓国ペアに）勝って、気持ちを引きずったら今日はやられてしまうのではないかと思ったので、気持ちをリセットして、相手に向かっていこうと試合に入れたことがよかったです」

取材・構成／平野貴也

写真／BADMINTONPHOTO