【世界ランキング】桃田、福島&廣田がランク1位をキープ!

11月1日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。前週のフランスOP(パリ・Super750)のポイントを加え、上位陣にも若干の順位変動があった。

 【男子シングルス】

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デンマークOP優勝の桃田賢斗(写真)が1位を守る。前週のフランスOPは決勝戦で中国の諶龍(チェン・ロン/5位)に敗れたが、準優勝のポイントを加え、2位の石宇奇(シー・ユーチー/中国)に1万ポイント以上の差をつけている。そのほかでは、フランスOPベスト8の孫完虎(韓国)が、9位から3つランクを上げて6位に浮上。スリカンス・キダムビ(インド)は3ランクダウンで9位に順位を落としている。

日本勢は、2番手の西本拳太が1ランクダウンの11位に後退。デンマーク、フランスと2回戦止まりとなり、ポイントの上積みはならず。3番手の常山幹太が19位、フランスOPで中国の林丹(リン・ダン/13位)に勝利した坂井一将が31位で続く。

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【女子シングルス】

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10万ポイント超えの戴資穎(タイ・ツーイン/台湾)が1位をキープしている。フランスOP決勝でその戴資穎を倒した山口茜(写真)が、前週の3位から一つ順位を上げて2位に返り咲いた。入れ替わって3位となったのは、日本人選手との対戦が多い、プサルラ・V.シンドゥ(インド)だ。4位はフランスOP4強の陳雨菲(チェン・ユーフェイ/中国)、5位は世界選手権女王のキャロリーナ・マリーン(スペイン)と続いている。

日本勢は2番手の奥原希望が6位をキープ。3番手の髙橋沙也加は、一つ順位を上げて12位となった。4番手の大堀彩は1ランクダウンの16位。佐藤冴香(20位)、三谷美菜津(23位)が後を追う。

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【男子ダブルス】

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10万ポイント超えのギデオン/スカムルヨ(インドネシア)が首位を独走。2位は世界選手権優勝の李俊慧(リ・ジュンフイ)/劉雨辰(リュウ・ユチェン)とし、デンマークOP準優勝の園田啓悟(写真右)/嘉村健士は、前週のフランスOPでは1回戦敗退も、3位をキープしている。4位は台湾の陳宏麟(チェン・フンリン)/王齊麟(ワン・チーリン)、5位と6位はアストルップ/ラスムセン、ピーターセン/コールディングのデンマークペアが続く。このほかに、フランスOP決勝でギデオン/スカムルヨを倒して優勝した中国の新鋭・韓呈愷(ハン・チェンカイ)/周昊東(ツォウ・ハオドン)が、6ランクアップして11位に食い込んできている。

日本勢は、2番手の井上拓斗/金子祐樹(9位)、3番手の遠藤大由/渡辺勇大(10位)は変わらず。4番手の保木卓朗/小林優吾は3ランクダウンの22位と少し後退した。

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【女子ダブルス】

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福島由紀/廣田彩花、髙橋礼華/松友美佐紀のワンツーは変わらず。フランスOP優勝の松本麻佑/永原和可那が一つ順位を上げ、自己最高位の4位となった。4番手の米元小春/田中志穂(6位)は変わらず。5番手の櫻本絢子/髙畑祐紀子は一つ順位を落とすも、10位に踏みとどまっている。

続く日本勢は、フランスOPベスト8の福万尚子/與猶くるみが、2ランクアップの15位に浮上。2ランクダウンの志田千陽/松山奈未(16位)を逆転した。

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【混合ダブルス】

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デンマーク、フランスと欧州2連戦を制した鄭思維(チェン・シーウェイ)/黄雅瓊(ファン・ヤーチョン)が、10万ポイントを超えて首位を独走。ワールドツアーに限っていえば6大会優勝を飾っており、同種目では抜けた存在となっている。同胞の王懿律(ワン・イーリュ)/黄東萍(ファン・ドンピン)の2位、アーマド/ナトシール(インドネシア)の3位は前週と変わらず。

日本勢トップの渡辺勇大(写真手前)/東野有紗は、フランスOPベスト4のポイントを加え、自己最高位の5位に。4位の鄧俊文/謝影雪(香港)との差は1540ポイントと、一気に逆転できる範囲に詰めている。

日本勢2番手の権藤公平/栗原文音は、インドネシア国際(IC)で優勝したポイントを加え、6ランクアップの37位に。ミックス専任ペアとして、さらに上をめざしたい。同じくミックス専任ペアの浦井唯行/宮浦玲奈(80位)、三橋健也/篠谷菜留(83位)も、それぞれ順位を上げている。

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文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2018/11/04
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