【アジア大会】奥原希望が快勝でベスト8!桃田賢斗は3回戦で敗れる<個人シングルス2回戦・3回戦‐1>

4年に一度開催されるアジアのビッグイベント「第18回アジア大会」のバドミントン競技は25日、女子シングルスと男子ダブルスの2回戦、男子シングルスの3回戦、女子ダブルスと混合ダブルスの準々決勝が行なわれた。ここでは、女子シングルスと男子シングルスの日本選手の結果をお伝えしよう。

【女子シングルス】

アジア大会

奥原希望(写真)は、ベスト8入りをかけて世界選手権銅メダリストの何冰嬌(ヘ・ビンジャオ/中国)と対戦。22日に行なわれた団体戦の決勝ではファイナル勝負を強いられた相手だが、この日は2-0の完封勝利を収めた。スピードを上げて第1ゲームをわずか10本で制すると、第2ゲームもペースを掌握。ラリーになれば先にミスするのは相手のほうで、最後は21-12で奥原が勝負を決めた。

第2シードの山口茜は、ネパールの選手と対戦。7本、12本と2ゲームともに寄せつけず、順当にベスト8に駒を進めた。

◇選手コメント

奥原「相手も団体との連戦ということで疲れている表情を見せていた。それに対して最後まで自分らしいプレーでスピードを落とさずに戦えたので、相手もつけ入る隙がなく、たぶん何をしていいかわからなくなっていたと思う。自分も疲れがあるのでどうなるかわからなかったけれど、自分の動きにもっと自信を持って行こうと思い、長いラリーでも我慢できました。戴資頴選手とは久しぶりの対戦なので、すごくワクワクしています。1球1球、世界トップの選手と駆け引きして食らいついていきたい」

アジア大会

山口(写真)「昨日より風を自分で把握して、考えてコントロールしようと思って試合をしていました。そのぶん、昨日よりミスが増えたんですけど、しっかり自分でコントロールするという意味では、昨日よりはいい感覚でやれたんじゃないかと思います。明日は動くスピードもショットのスピードも今日の相手とは全然違うので、そこで後れを取らないように、しっかり最初から自分でスピードを上げて勝負していけるようにしていきたいです」

▼2回戦

奥原希望②〔21−10、21−12〕0●何冰嬌(中国)34分

山口茜②〔21−7、21−12〕0●Nangsal TAMANG(ネパール)22分

▼準々決勝

奥原希望 - 戴資穎(台湾)

【男子シングルス】

アジア大会世界選手権金メダリストの桃田賢斗(写真奥)は、3回戦でアンソニー・シンスカ・ギンティン(インドネシア)と対戦。21日に行なわれた団体戦準決勝の再戦となり、またしても地元ファンの大声援に圧倒されるアウェー戦を強いられた。

第1ゲームは「団体戦のように消極的にプレーするのはやめようと思って強めに打った」球が風に乗ってアウトを連発。立ち上がりから6連続失点すると、強気にプレーする相手に対して「気持ちが引いてしまった」と、18本でこのゲームを落とす。チェンジエンズした第2ゲームは、桃田がスピードを上げて11-5と大量リードに成功。しかし後半、「ラリーして我慢していこうと思ったけど、相手に攻めさせる時間が長くなってしまった」という通り、ギンティンが攻勢に出て点差を縮めていく。15-11から追いつかれると、手に汗握る攻防のなかで強気に攻めきったのはギンティン。18オールから3連続得点で勝利を決めて大の字になり喜びに浸るギンティンとは対照的に、桃田はコートにひざまずいて悔しがった。

西本拳太は、モルディブ選手を相手にストレートで快勝。2ゲームともに10点未満に抑える安定感のあるプレーでベスト8に駒を進めた。

◇選手コメント

桃田「終盤は相手も疲れが見えたので、長いラリーで我慢しようと思いましたが、相手に攻めさせる時間が長くなってしまった。声援が相手のシャトルに乗ってすごく押されたし、勝手にプレッシャーを感じて消極的になってしまった。最後は自分の足も動かなくなってきていたので、低い展開で長い勝負をしたいと思ったけど、できませんでした。プレッシャーが掛かった場面でも自信を持って打てるように、本番でどれだけ自信を持って打てるかが勝負になる。そこが自分に足りない。でも反省点が見つかったぶん、自分はもっともっと成長できると思う。ここで終わりじゃない。もっともっと上をめざして、大きな大会で優勝報告をして恩返しができるように強くなりたいと思います」

アジア大会

西本(写真)「明日の相手は格段にスピードが上がるので、今日の試合は力の差はあったかもしれませんが、そのスピードを意識しながら自分のペースでやれたのかなと思います。明日の孫完虎選手とは、日韓戦も入れれば今年6度目の対戦。お互いに手の内を知り尽くしているので、我慢勝負であったり、自分がいかに先手を取ってラリーできるかが勝負になる。自分からどんどん攻めていきたい」

▼3回戦
桃田賢斗●0〔18−21、18−21〕②アンソニー・シンスカ・ギンティン(インドネシア)59分

西本拳太②〔21−7、21−10〕0●Hussein Zayan SHAHEED(モルディブ)31分

▼準々決勝

西本拳太 - 孫完虎

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

写真/菅原 淳


投稿日:2018/08/26
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