【世界ランク】髙橋&松友の首位は変わらず! 男子シングルスは変動あり!

8月30日、BWF(世界バドミントン連盟)発表の世界ランキングが更新された。

8月21〜27日の世界選手権(スコットランド・グラスゴー)の結果が反映され、種目によっては多くの順位変動があった。

 

【男子シングルス】

世界ランク

2カ月以上もWR1位の座についている孫完虎(韓国)は、世界選手権銅メダルの結果を残し、依然首位をキープ。欧州選手では20年ぶりの同大会金メダルを手にしたビクター・アクセルセン(デンマーク/写真)は、1万2000ポイントを獲得して1ランクアップの2位につけた。銀メダルの林丹(中国)が3ランクアップの4位に入っている。まさかの初戦敗退となったリー・チョンウェイ(マレーシア)は二つ順位を落とし、7位に後退した。

日本勢では、常山幹太が1ランクアップの33位。日本人トップを守っている。

 

男子シングルスWRは こちら

 

【女子シングルス】

世界ランク

1〜8位に順位変動はなかった。世界選手権に参戦せず、地元で開催されたユニバーシアードに出場した戴資穎(台湾)が首位を守ったほか、世界選手権16強の山口茜の2位も変わらず。40年ぶりに世界選手権金メダルを日本に持ち帰った奥原希望(写真)は、優勝の1万2000ポイントを加算し、3ランクアップの9位に浮上している。

そのほかの日本勢は、大堀彩が一つ順位を上げて14位、佐藤冴香が二つ順位を落として15位。わずか145ポイント差で、日本人三番手が入れ替わった。世界選手権には出場しなかった三谷美菜津は19位、川上紗恵奈が20位と続いている。

女子シングルスWRは こちら

 

【男子ダブルス】

世界ランク

世界選手権前までWR1位に立っていた李俊慧/劉雨辰(中国)は、同大会序盤で敗れた影響で2位に後退。変わってボー/モーゲンセン(デンマーク)が首位に躍り出た。世界王者となった張楠/劉成(中国)は2ランクアップの6位に位置している。日本最上位で、銅メダルを獲得した園田啓悟/嘉村健士(写真)は4位をキープ。二番手の井上拓斗/金子祐樹は、一つ順位を上げて18位となっている。

男子ダブルスWRは  こちら

 

【女子ダブルス】

世界ランク

世界選手権銅メダルの髙橋礼華/松友美佐紀(写真)は、昨年のリオ五輪金メダルで手にした高ポイントこそ消えたものの、依然1位をキープしている。世界選手権優勝の陳清晨/賈一凡(中国)が2ランクアップの2位に浮上。髙橋/松友との差は1311ポイントと、かなり詰めてきた。長く2位を守ってきたリターユール/ペデルセン(デンマーク)は、一つ順位を落として3位に後退している。

日本勢では、世界選手権銀メダルの福島由紀/廣田彩花が3ランクアップの6位に浮上。米元小春/田中志穂(8位)を抜いて日本人二番手に浮上した。福万尚子/與猶くるみも10位をキープしており、日本は4組がトップ10に名を連ねている。

女子ダブルスWRは  こちら

 

【混合ダブルス】

世界ランク

世界選手権銀メダルを手にした鄭思維/陳清晨の1位は変わらず。同大会決勝で、その若手中国ペアを下したアーマド/ナトシール(インドネシア/写真)が、優勝ポイントを加え5ランクアップの3位と順位を上げた。ベスト16に終わった数野健太/栗原文音は一つ順位を上げて17位。初戦で敗れた渡辺勇大/東野有紗は21位と順位は変わらなかった。

混合ダブルスWRは  こちら

 

文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2017/09/03
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