【山形IH2017】ふたば未来の2ペアが準決勝進出! 埼玉栄2年生ペアも4強入り!<男子ダブルス>

8月1日に開催された山形インターハイは大会3日目を迎え、男子ダブルス1回戦~準々決勝が小真木原総合体育館と鶴岡市藤島体育館で、女子団体1回戦~準々決勝が新庄市体育館と尾花沢市文化体育施設「サルナート」で行なわれ、それぞれベス4が出そろった。ここでは男子ダブルスのダイジェストをお伝えしよう。

男子ダブルス・準々決勝までの結果は こちら

 

第1シードでV候補の金子真大(右)/久保田友之祐(ふたば未来学園)
第1シードでV候補の金子真大(右)/久保田友之祐(ふたば未来学園)

 

【ダイジェスト】

男子ダブルスは、春の高校選抜で頂点に立った金子真大/久保田友之祐(ふたば未来学園)と、同大会2位の中山裕貴/緑川大輝(埼玉栄)が順当にベスト4入りを果たした。ただ、金子/久保田は3回戦でやや苦戦。気迫あふれるプレーを見せる村本竜馬/辻凌也(瓊浦)に対し、勝負はファイナルゲームへともつれ込んだ。しかし、ここから王者が本領を発揮。試合前、「挑戦者の気持ちを忘れずに戦いたい」(金子)と話していた二人は声を出して攻め立てると、わずか11本で突き放すことに成功。続く4回戦と準々決勝は、抜群の攻撃力で相手を寄せつけなかった。

2-0のストレート勝ちを重ねて4強入りした埼玉栄の2年生・中山(左)/緑川
2-0を重ねて勝ち上がった埼玉栄の2年生・中山(左)/緑川

 

団体優勝校のふたば未来からは、山田尚輝/筑後恵太も準決勝進出を決めた。3回戦では強豪・比叡山のエースペアに2-1と接戦だったものの、準々決勝では四つ角シードの田中湧士/森田新太郎(八代東)を16本、18本で勝利。サービスまわりから果敢に攻め込み、攻撃のリズムをつかんでいった。「引かずにプレーできた」と山田。最終日に向けては、「しっかり決勝に上がって、金子/久保田を倒したい」(筑後)と意気込んでいる。

ふたば未来の山田(左)/筑後。同校決勝の実現なるか
昨年の全日本ジュニアでは準優勝を果たしたふたば未来の山田(左)/筑後。最終日は、同校決勝の実現なるか

 

また、混戦が予想された左下のヤマからは、神戸村野工の友金利玖斗/河野匠真が抜け出し、準決勝の切符をゲット。準々決勝では埼玉栄の川端直人/大林拓真を破った小本大佑/福嶋壮太(八代東)と対峙すると、ねばる相手を2-0で振りきった。

なお、団体戦に続いて注目を集めた1年生の奈良岡功大(浪岡)は、同い年の武藤映樹とのペアで上位進出をめざしたが、名古屋経済大市邨のエースペア・村瀬康之介/酒井瑚大に敗れて3回戦で姿を消している。

神戸村野工の友金(右)/河野が混戦を制して4強入りした
神戸村野工の友金(右)/河野が混戦を制して4強入り

 

明日の8月2日は、男女の個人戦シングルスが1回戦から準々決勝まで行なわれる。

 

◆男子ダブルス準決勝の対戦カード(3日)

金子真大/久保田友之祐(ふたば未来学園) − 友金利玖斗/河野匠真(神戸村野工)

山田尚輝/筑後恵太(ふたば未来学園) − 中山裕貴/緑川大輝(埼玉栄)

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

 

投稿日:2017/08/01
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