【日本RC】桃田賢斗 復帰戦後のコメント「1本1本を大事にしながらプレーしました」

5月27日(土)に開幕した『2017年日本ランキングサーキット大会』(埼玉県さいたま市)。初日は各種目1回戦が行なわれた。違法賭博を行なったとして、無期限の競技会出場停止処分を受けていた桃田賢斗(NTT東日本)は5月15日付で処分が解除され、ランキングサーキットの男子シングルスに出場。昨年4月のマレーシアOP以来、およそ1年ぶりの実戦復帰を果たした。
注目の一戦は、和田周(JTEKT)と対峙。桃田は第1ゲームをわずか7本で奪うと、第2ゲームも8本に抑えて2-0のストレート勝ち。明日28日に行なわれる2回戦へと駒を進めた。
復帰戦を2-0の勝利で飾った桃田賢斗
復帰戦を2-0の勝利で飾った桃田賢斗
ここでは、復帰戦を勝利で飾った桃田のコメントの一部を紹介する。
🔻桃田コメント
「『試合だよ』と伝えられたときに、試合をすることが現実的になって一気に緊張しました。点数的には離すことができましたが、最後の最後まで気持ち的に余裕はなかったです。ただ、緊張より、コートに立てている感謝の気持ちのほうが大きかったです。今日は1点1点よりも、1本1本を大事にしながらプレーしていました。
プレー面では、自分の思うプレーができたと思います。試合に出られない間は、自分が苦手なランニングやウエートトレーニングに取り組みました。以前は自分の思うままに練習していたんですが、バドミントンを続けられる環境を作ってくださっている会社の皆さん、支えてくださっている皆さんのためにも、もう一度頑張ろうと思い、真剣に自分と向き合った結果、苦手なことにも取り組んでいこうという気持になりました。その成果は出せたと思います。今大会は一戦一戦自分らしく、感謝の気持ちを持って戦いたいです」
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引き締まった表情と体で、圧巻のプレーを見せた
引き締まった表情と体で、圧巻のプレーを見せた

 

多くの報道陣が来場した今大会。桃田賢斗は記者の質問に対し、一つひとつ丁寧に受け答えた
多くの報道陣が来場した今大会。桃田賢斗は記者の質問に対し、一つひとつ丁寧に受け答えた
投稿日:2017/05/28

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