【イベント情報】メットライフ生命 ヘルス&ウェルネスイベント2016 バドミントンファミリーデーが開催〜2

9月11日(日)に、品川区コナミスポーツクラブ品川本店アリーナにて、『メットライフ生命 ヘルス&ウェルネスイベント2016 バドミントンファミリーデー』が開催された。小中学生とその保護者を対象とした親子参加型イベントに、150名以上が参加。バドミントンのレッスンを通し、参加者の多くが親子の絆を深め、また、バドミントンの魅力を大いに楽しんだ。

ここではイベントの様子を紹介しよう。

 

■潮田さん、髙橋選手、松友選手3人のトークショー

エキシビションマッチの後は、潮田さん、髙橋選手、松友選手によるトークショーが行なわれた。ここではその内容の一部を紹介しよう。

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司会 高橋&松友選手はパフォーマンスを維持するために、健康や生活習慣で気を使っていることはありますか?

髙橋 私は食べ物に関しては好きなものを食べるようにしています。でも、オリンピックの1カ月前くらいは、ベストの体重にするために栄養士さんと相談しながら食事を考えて摂るようにしました。あとはスポーツ選手である以上は疲れも溜まってきます。私はお風呂が好きなので、試合の2、3時間前に10分程度入ったり、試合後は30分ぐらいは湯船に使ったりするようにして、体のコンディションを整えるようにしています。

 

メットライフ
松友美佐紀

松友 私たちは1年の半分以上は海外の遠征や合宿などを行なっています。海外などは食べたいものがなかなか食べられないので、自分たちでお米を炊いたり、栄養を摂るようにはしています。

 

潮田 選手は海外を回るスケジュールがだいたい決まっているので、どこの国に何があって、何がないのかを知っているんですよね。だからそれによって準備したりするんです。自分でおにぎりを握って試合会場に持って行ったりする選手もいますよ。その場合、日本からのお米を持っていくことが多いですよね

 

司会 潮田さんは選手時代と引退されてからでは、何が変わったと感じますか?

潮田 いまは結婚して子どもいるので、これまでは支えられた側にいたのが、今度は支える側になったというのが大きいですね。食事は私が作ることになるので、栄養やバランスを考えるようにはなりました。

 

司会 体も大事ですが、選手はメンタルも大事だと思います。試合での集中力を高めたり維持したりすることで、何か大事にしていることはありますか?

 

松友 メンタル面でこれをやっているというのはありませんが、でも普段思っているのは、試合の中でいきなり新しいことはできないので、その日までの練習で自分がどれだけ準備ができているか、を大切にしています。

 

潮田 そういえば、オリンピックを見ていたとき、2人が緊張しているようにはあまり見えなかったけど、緊張はしないの?

 

松友 もちろん緊張はしますよ。でもオリンピックの場合は、“勝ちたい”と思ってやっていましたし、これだけ練習をやってきたのだから、あとはやるしかない! って思ってました。

 

メットライフ
高橋礼華

司会 なるほど。では、次は少しプライベートな話も聞いてみます。みなさんオフの日の使い方はどうされてますか?

髙橋 私はオフの日はバドミントンのことを考えないようにしています。しっかり休んだり、友達と会ってご飯を食べたり、ですね。そのときもバドミントン以外の話をしてるんです。将来のことや、友達の仕事の話などを聞いて、いろいろ刺激をもらっています。

松友 試合が終わった後が私たちの休日になることが多いのですが、基本的には部屋でダラけて休んでいます(笑)。寝たり、家の中で自分の好きなことをしていますね。

 

潮田 日本代表の選手はとにかく遠征が多いので、家に帰ってくるのも月に5日間程度。家にほとんどいないんですよね。だから、家に帰ったら、「ベットから一歩も動きたくない」ってなるんです。でも、それがいいリフレッシュにもなるんですよね。私も現役時代はそうでしたから、松友選手の気持ちはすごくわかりますね。

 

司会 潮田さんの休日の過ごし方というのはいかがですか?

潮田 いまは家族との時間がすごく貴重で、子どもと公園に行ったり、旦那さんが現役のサッカー選手なので、子どもと応援しに行ったりしています。

 

司会 家族との時間というのは本当に大切ですよね。心と体の健康にも欠かすことはできません。ちなみに髙橋選手、松友選手にとって、家族とはどういった存在でしょうか。

髙橋 リオオリンピックには家族や会社の方、チームの方が応援に来てくれました。応援してくださった人もそうだし、地元のみなさん、高校や中学の母校の皆さんなどが、いろいろな形で応援してくれました。それがなかったら、あの決勝の逆転はなかったと思います。現地だと声も届くので、その声を力に変えてプレーすることができたので、応援してくれる存在は大きいなと感じました。

松友 家族もそうだし、お世話になった人たちみんな、誰一人に会っていなかったら、いまの私たちはいないんですよね。すべての人たちに感謝しています。

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このほかにも体や健康にまつわる話もあった。トップアスリートならでは内容も。

司会 心身のサポートを、家族や仲間にしてもらっているという実感があるということですね。

 

■抽選会、記念撮影を行ない無事に終了!

トークショーのあとは、メットライフ生命のオリジナルグッズやヨネックスオープンジャパン2016の観戦チケットなどが当たる特別抽選会が行なわれた。その後は4人の講師陣と参加者、保護者の全員で記念撮影を行ない。『メットライフ生命 ヘルス&ウェルネスイベント2016 バドミントンファミリーデー』は終了。多くの親子がバドミントンを通しての交流を楽しんだ様子だった。

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取材・文/バドミントン・マガジン編集部 写真/佐々木譲

投稿日:2014/09/13
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