【速報】奥原希望が頂点に! 「優勝はうれしいし、自信になった」奥原 全英OP

3月13日に開催されている全英OP(バーミンガム・SSP)最終日は、各種目決勝戦が行なわれている。

女子シングルスで4度の優勝を誇る湯木博恵以来(77年)、39年ぶりの優勝をめざして臨んだ奥原希望が、王適嫻(中国)を下して見事頂点に立った。お互いにねばり強い戦いが持ち味の2人は、序盤から長いラリーを展開。第1ゲームは奥原が11点で奪ったが、第2ゲームは王適嫻が16点で取り返す。

勝負が決する第3ゲームは、気迫の攻撃をみせる王適嫻がリードする状況が続く。後半に入っても11−14、12−15、14−17と、なかなか点差が縮まらない。しかし、ここで奥原がスピードを上げて勝負に出ると、王適嫻にミスが生まれ始める。そのスキを見逃さなかった奥原が一気に17−17の同点に持ち込むと、さらに強気に攻めて20-19。最後は王適嫻のショットがネットにかかり、苦しい戦いを制した奥原がこの大会初優勝を飾った。

 

奥原希望

「この歴史ある、雰囲気のある大会で優勝できたことはうれしいし、自信になります。(SSファイナル優勝から)周りの人が期待するようになって、その期待に応えたいと思っていた。たくさんの応援も力になって結果につながりました」

 

【女子シングルス】

奥原希望②〔21−11、16−21、21−19〕1●王適嫻(中国)99分

 

投稿日:2016/03/14
■関連キーワード

   

人気記事ランキング

閉じる