“二つの顔”を持つラケット『デュオラ10』が ヨネックスから9月に発売!

この秋、ヨネックスから革新的なラケットが発売される。

その名は『デュオラ10』、キャッチコピーは、「表裏異形状」だ。

 

01=DUO10
ヨネックスから9月に発売される予定の『デュオラ10』

「表裏異形状」――つまり、表と裏でフレームの形状が異なっているのが最大の特徴だ。片面は打ち応えのある打球感から強いショットを繰り出すボックス形状。もう片面は反発に優れるだけでなく、素早い振り抜きを可能にするエアロ形状。この異なるフレーム形状が一つになった。

 

厳密にいえば、バドミントンのラケットではフォアハンドとバックハンドで必要とされる性能が異なる。フォアハンドはスマッシュやクリアーなど大きなスイングで打つことが多く、シャトルにより大きな力が加わることが求められる。一方のバックハンドはドライブやレシーブなど小さなスイングが中心であり、より鋭い弾きが求められる。それぞれの性能を高めるために異なる素材が採用され、表裏異形状が具現化された。ヨネックスにとっても初の試みとなる。

 

異なる形状のフレームが一つになることで、フォアハンドだけでなく、バックハンドでもより鋭い打球が可能になる。つまり、あらゆるショットで攻撃力を高められるのが、『デュオラ10』の最大の魅力といっていい。

 

ただし、ここまで読んで、疑問を持つ人もいるかもしれない。「ラケットを回したら、正しい面で持てないのではないか」と。

 

そのために、デザインにも工夫が施されている。フレームの側面に(外側だけでなく内側も)蛍光色のオレンジと緑があしらわれており、ラケットを持って構えた際に選手から見える色で、どちらのフレーム形状かが把握できるようになっている(右利きの選手の場合、オレンジ色が見えているときがフォア=ボックス形状、バック=エアロ構造の正しい持ち方。左利きの選手は、緑が見えているときが正しい持ち方となる)。間接視野でも十分に視認性があるのが特徴だ。

 

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面を斜めから見ることで、オレンジと緑のどちらかのみ目に入る。これによって面を把握できる

 

 

 

この『デュオラ10』、現在行なわれている世界選手権でリー・チョンウェイ(マレーシア)がすでに使用しているほか、開発段階で日本のトップ選手からもすでに高い評価を得ているようだ。トップレベルはもちろん、幅広い層のプレーヤーがこのラケットの魅力を実感できるのではないだろうか。

 

表と裏で「二つの顔」を持つラケットだが、めざすは一つ、“勝利”である。

(文/バドミントン・マガジン編集部)

 

『デュオラ10』の詳しい情報は こちら

 


投稿日:2015/08/10
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