【Super1000】髙橋&松友らが順当にベスト8進出!<インドネシアOP> 

7月5日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアOP(ジャカルタ・Super1000)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。

4組が1回戦を突破した女子ダブルス。2回戦でも髙橋礼華/松友美佐紀がインドネシアペアに第1ゲームを奪われる展開も、ここから逆転勝ちを収めて準々決勝に進出。福島由紀/廣田彩花はマレーシアペア、松本麻佑/永原和可那は勢いのあるタイのジョンコパン/ラウィンダを2−0のストレートで下してベスト8入りを果たした。女子シングルスは、山口茜と奥原希望の日本人対決が行なわれ、2−1で山口に軍配。大堀彩、佐藤冴香はともに0−2で敗戦している。

インドネシアOP2018
前週のマレーシアOPを制した髙橋礼華/松友美佐紀(左)は順当に準々決勝へ
インドネシアOP2018
奥原との日本人対決を制した山口茜

男子シングルスは桃田賢斗が、今年1月のインドネシアマスターズ(Super500)を制しているアンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア)に快勝したほか、常山幹太もフランスのブリース・レベルデスを退けて2回戦へ。昨年、この大会で準優勝を飾った坂井一将は、全英王者の石宇奇(シー・ユーチー/中国)に敗れて上位進出はならなかった。

インドネシアOP2018
マレーシアOP準優勝から、しっかり好調をキープしている桃田賢斗

混合ダブルスでは、全英優勝の渡辺勇大/東野有紗が、アドコック夫妻(イングランド)とのファイナル勝負にもつれた接戦を制して8強入り。男子ダブルスでは井上拓斗/金子祐樹がタイペアを17本、18本に抑えて準々決勝進出を決めている。遠藤大由/渡辺勇大は台湾ペアに敗れたほか、混合ダブルスの小林優吾/松友美佐紀も第1シードのアーマド/ナトシール(インドネシア)と21-23、19-21と肉薄しながら準々決勝には勝ち進めなかった。

2回戦の結果、準々決勝の対戦カードは以下の通り。

【男子シングルス】

常山幹太②〔24−22、21−13〕0●ブリース・レベルデツ(フランス)40分

坂井一将●0〔14−21、17−21〕②石宇奇(中国)35分

桃田賢斗②〔21−14、21−15〕0●アンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア)49分

▼準々決勝

常山幹太 − ビクター・アクセルセン(デンマーク)

桃田賢斗 − トミー・スギアルト(インドネシア)

【女子シングルス】

大堀彩●0〔17−21、14−21〕②プサルラ・V.シンドゥ(インド)36分

山口茜②〔21−9、14−21、24−22〕1●奥原希望58分

佐藤冴香●1〔19−21、21−17、14−21〕②カースティ・ギルモア(スコットランド)63分

インドネシアOP2018
山口と1時間近い接戦を展開した奥原希望

▼準々決勝

山口茜 − 陳雨菲(中国)

【男子ダブルス】

井上拓斗/金子祐樹②〔21−17、21−18〕0●ティン/キッティサク(タイ)36分

遠藤大由/渡辺勇大●1〔19−21、21−12、20−22〕②廖敏竣/蘇敬恒(台湾)

▼準々決勝

井上拓斗/金子祐樹 − イワノフ/ソゾノフ(ロシア)

【女子ダブルス】

髙橋礼華/松友美佐紀②〔17−21、21−12、21−11〕1●イマヌエラ/ラマダンティ(インドネシア)56分

松本麻佑/永原和可那②〔21−14、21−18〕0●ジョンコパン/ラウィンダ(タイ)36分

米元小春/田中志穂●0〔16−21、18−21〕②黄東萍/李汶妹(中国)43分

福島由紀/廣田彩花②〔21−19、23−21〕0●フーV/ヤップCW(マレーシア)45分

インドネシアOP2018
ベスト8に進出した松本麻佑(右)/永原和可那

▼準々決勝

福島由紀/廣田彩花 − ポリイ/ラハユ(インドネシア)

髙橋礼華/松友美佐紀 − 黄東萍/李汶妹(中国)

松本麻佑/永原和可那 − 許雅晴/呉玓蓉(台湾)

【混合ダブルス】

小林優吾/松友美佐紀●0〔21−23、19−21〕②アーマド/ナトシール(インドネシア)38分

渡辺勇大/東野有紗②〔21−19、16−21、21−13〕1●C・アドコック/G・アドコック(イングランド)53分

▼準々決勝

渡辺勇大/東野有紗 − 鄭思維/黄雅瓊(中国)

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2018/07/06
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