３月17日に開催されたBWFワールドツアー・全英OP（Super1000）4日目は、各種目準決勝が行なわれた。
３日目の結果は こちら
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女子シングルスで準決勝に勝ち残ったのは、前回もベスト４の成績を残している山口茜。準々決勝で奥原希望を下したプサルラ・V.シンドゥ（インド）と激突した。第１ゲーム、21−19で先制したのはシンドゥ。しかし、山口も第２ゲームを19本で取り返して、勝負はファイナルゲームへ。一時7−13と、山口がリードを許し苦しい展開となったが、ジワジワと点差を縮めて14オールに。ここから１点を互いに奪い合って終盤に進むと、最後に抜け出したのは日本の山口。17-18から４連続ポイントで押し込み勝利。自身初の全英決勝進出を決めた。
混合ダブルスでも、前回大会でベスト４の渡辺勇大／東野有紗が登場。中国の張楠（ツァン・ナム）／李茵暉（リー・インフイ）と対峙すると、第１ゲームから仕掛けていった日本ペア。21-14で先制すると、続く第２ゲームも21-18で振り切って同種目では日本人ペアとして初となる決勝進出を果たした。
女子ダブルスでは、福島由紀／廣田彩花と米元小春／田中志穂が激突。第１ゲームを米元／田中、第２ゲームを福島／廣田が奪い、勝負の行方は最終ゲームへ。すると、ここで仕掛けたのが福島／廣田。５連続ポイントなどで点差を広げると、後半もポイントを重ねて21-12。福島／廣田も全英初の決勝進出を果たしている。
男子ダブルスは、遠藤大由／渡辺勇大が準決勝でデンマークのベテランペア、ボー／モーゲンセンと対戦。第１ゲームは15-16と接戦に持ち込んだ遠藤／渡辺だったが、後半は振り切られて17-21で先制を許す。第２ゲームも中盤でデンマークペアにリードを許すと、最後もそのまま押し切られて敗戦。決勝進出はならなかった。
そのほか、男子シングルスは林丹（リン・ダン／中国）が同郷の若手選手をファイナル勝負で下し、決勝へ進出。同じく中国の石宇奇（シー・ユーチ／中国）が韓国の孫完虎（ソン・ワンホ）をストレートで退けて決勝に勝ち進んだ。
女子シングルスは、戴資穎（タイ・ツーイン／台湾）が中国の陳雨菲（チェン・ユーフェイ）を２−１で退けて決勝へ。男子ダブルスは日本ペアを破ったデンマークペアと、ギデオン／スカムルジョ（インドネシア）が激突する。
準決勝の結果、決勝の対戦カードは以下の通り。
【男子シングルス】
石宇奇（中国）②〔21−17、21−14〕０●孫完虎（韓国）45分
林丹（中国）②〔21−14、13−21、21−11〕１●黄宇翔（中国）62分
▼決勝
林丹（中国） − 石宇奇（中国）
【女子シングルス】
山口茜②〔19−21、21−19、21−18〕１●プサルラ・V.シンドゥ（インド）79分
戴資穎（台湾）②〔21−15、20−22、21−13〕１●陳雨菲（中国）64分
▼決勝
戴資穎（台湾） − 山口茜
【男子ダブルス】
ギデオン／スカムルジョ（インドネシア）②〔21−11、21−19〕０●ピーターセン／コールディング（デンマーク）38分
ボー／モーゲンセン（デンマーク）②〔21−17、21−17〕０●遠藤大由／渡辺勇大51分
▼決勝
ギデオン／スカムルジョ（インドネシア） − ボー／モーゲンセン（デンマーク）
【女子ダブルス】
リターユール／ペデルセン（デンマーク）②〔21−15、22−20〕０●松本麻佑／永原和可那42分
福島由紀／廣田彩花②〔16−21、21−10、21−12〕１●米元小春／田中志穂72分
▼決勝
福島由紀／廣田彩花 − リターユール／ペデルセン（デンマーク）
【混合ダブルス】
渡辺勇大／東野有紗②〔21−14、21−18〕０●張楠／李茵暉（中国）43分
鄭思維／黄雅瓊（中国）②〔18−21、21−14、21−19〕１●クリスチャンセン／ペデルセン（デンマーク）69分
▼決勝
鄭思維／黄雅瓊（中国） − 渡辺勇大／東野有紗
▼放送予定
バドミントン全英OP2018
CSテレ朝チャンネル2にて
独占生中継！
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文／バドミントン・マガジン編集部
写真／BADMINTONPHOTO
