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【年末年始企画】JAPANの躍進〜2017年を振り返る4<悔しい銅メダル・再起の戦い>

第4kaia

世界の中でも常に躍進を続けている日本。2017年も日本代表選手を中心に、数多くの栄光を手にしています。今回は年末特別企画として、2017年の日本代表の活躍や主な出来事を振り返ります。第4回は5月のアジア選手権、スディルマン杯、そして桃田賢斗選手の復帰戦にスポットを当てて紹介します。

金メダリストの貫禄

スーパーシリーズ3連戦で好結果を残した日本代表は、4月末から開催されたアジア選手権にも出場。ここでも結果を残したのが女子シングルスの山口茜と、女子ダブルスの髙橋礼華/松友美佐紀。山口は惜しくも優勝を逃したが準V。髙橋/松友は強敵の韓国ペアをしっかり退けて頂点をつかんだ。髙橋/松友にとってはアジア選手権2連覇。リオ五輪王者としての健在ぶりをアピールした。

惜敗の銅メダル

5月は、2年に一度開催される世界国別混合団体戦・スディルマン杯に、日本代表が挑んだ。前回(2015年)のス杯で初の銀メダルを獲得した日本は、予選リーグから快調に飛ばした。リーグ最大のライバルとされたマレーシアに4−1で勝利を収め、予選首位で決勝トーナメントに進出。抽選の結果、準々決勝は再びマレーシアと激突したが、ここも予選に続き男子ダブルスの園田啓悟/嘉村健士がリオ五輪銀メダリストのゴーVS/タンWKに勝利。女子シングルスの奥原希望、女子ダブルスの髙橋/松友が白星を手にし、日本が2年連続でメダルを確定させた。

園田啓悟/嘉村健士(右)
殊勲の白星をつかんだ園田啓悟/嘉村健士(右)

準決勝の相手は、前回大会の決勝で敗れている王者・中国。世界ランク上位を揃える相手に対して、日本はあと一歩まで迫る戦いぶりを見せた。その先陣を切ったのが、第1試合に組まれた混合ダブルスの渡辺勇大/東野有紗だった。相手は世界ランク1位の鄭思維/陳清晨だったが、1−1のファイナル勝負となった激戦を日本ペアが勝利。男子シングルスの西本拳太、男子ダブルスの園田/嘉村は敗れたものの、女子シングルスの山口が星を奪い返して2−2とし、女子ダブルスの髙橋/松友に勝利を託した。勝てば2年連続決勝という状況だったが、55分の勝負を制したのは中国の陳清晨/賈一凡。エースの髙橋/松友が敗れ、日本は悔しい銅メダルに終わった。

優勝は中国を破って14年ぶりの歓喜に沸いた韓国。若手の奮起が頂点に押し上げる大きな原動力となった。

銅メダルを獲得した日本代表
銅メダルを獲得した日本代表

エースの再起

スディルマン杯で日本代表が活躍するなか、国内では注目選手の再起の戦いが始まっていた。日本ランキングサーキット(5月27日開幕/埼玉・さいたま市)に、5月15日付で処分解除となった桃田賢斗が出場したのだ。

約1年2カ月ぶりに、公式戦のコートへと帰ってきた桃田。集結した多くの報道陣は、元エースの一挙手一投足にレンズを向け、桃田の一言一句を漏らすまいとペンを走らせた。そんな状況の中でも桃田は決勝まで勝ち進み、その決勝では日本A代表の上田拓馬を下して優勝。歓喜を押し殺して涙を流す桃田の姿に、会場から温かい拍手が送られていた。

優勝を果たした桃田賢斗
優勝を果たした桃田賢斗
決勝を戦い終えたあと、桃田の目から涙が溢れた
決勝を戦い終えたあと、桃田の目から涙が溢れた
多くのメディアからの質問に対し、一つひとつ丁寧に受け答えた
連日集まった多くのメディアからの質問に対し、一つひとつ丁寧に受け答えた桃田

<第4回終わり>

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/北川外志廣、菅原淳


投稿日:2018/01/03
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