【SSF】日本の快進撃止まらず!福島&廣田、米元&田中が決勝へ!<ダブルス>

12月16日に開催されたスーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)4日目は、各種目の決勝トーナメント・準決勝が行なわれた。ここではダブルスの結果をお伝えしよう。

【女子ダブルス】

SSファイナル

予選リーグ・グループB3連勝の福島由紀(上写真・右)/廣田彩花は、準決勝で黄雅瓊/于小含(中国)と対戦。第1ゲーム、福島/廣田が13本で先制すると、続く第2ゲームも21-14で圧倒。今年世界選手権銀メダルを獲得している躍進ペアが、見事決勝進出を決めた。

SSファイナル

福島/廣田に続く決勝進出をねらった米元小春(上写真・左)/田中志穂は、デンマークのリターユール/ペデルセンと対戦。今年の世界選手権・準々決勝では惜しくもデンマークペアに敗れている米元/田中だが、第1ゲームを常に先行しながら試合を進め21-19で先取。第2ゲームも米元/田中が序盤で9−2と抜け出すと、デンマークペアの猛追を振り切って21-19で勝利。福島/廣田と同じく、SSファイナル初の決勝進出を決めた。

▼準決勝

福島由紀/廣田彩花②〔21−13、21−14〕0●黄雅瓊/于小含(中国)48分

米元小春/田中志穂②〔21−19、21−19〕0●リターユール/ペデルセン(デンマーク)49分

▼決勝

福島由紀/廣田彩花 − 米元小春/田中志穂

【男子ダブルス】

SSファイナル

2年連続の決勝進出、そしてSSファイナル初Vをねらう園田啓悟(写真左)/嘉村健士。その準決勝の相手は、予選リーグで勝利をもぎとっているギデオン/スカムルジョ(インドネシア)。

第1ゲームは10-21で奪われた園田/嘉村だったが、第2ゲームは8−8から一気に抜け出して19-11。ここから相手もねばり強く追走してきたが、なんとか振り切った園田/嘉村が21-18でファイナルゲームに持ち込んだ。

なんとか勝利をつかみたい園田/嘉村。中盤10-15とリードされた場面でも、4連続ポイントなどで16-16の同点に追いついてみせる。しかし、ここから再びリードを奪ったギデオン/スカムルジョが、一気に5連続得点をつかみ勝負あり。園田/嘉村は1−2で敗れ、惜しくも決勝進出を逃した。

SSファイナル

もう一つの準決勝は、世界選手権優勝ペアで中国の張楠/劉成(上写真・右)がデンマークのベテラン・ボー/モーゲンセンを2−0で下して決勝へ。今年2個目のビッグタイトルに王手をかけている。

▼準決勝

張楠/劉成(中国)②〔21−17、21−16〕0●ボー/モーゲンセン(デンマーク)52分

ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−10、18−21、21−16〕1●園田啓悟/嘉村健士63分

▼決勝

張楠/劉成 − ギデオン/スカムルジョ

【混合ダブルス】

SSファイナル

今年のデンマークOPで優勝を果たすなど、急成長ぶりをみせる香港の鄧俊文/謝影雪(上写真・左)。準決勝では今大会繰り上がりでの出場となった王懿律/黄東萍(中国)と対戦すると、勝負はファイナルゲームにもつれる接戦。最後は香港ペアが21-17で勝利し、初のSSファイナル決勝進出を決めている。

SSファイナル

もう一つの準決勝は、世界選手権の決勝を争ったアーマド/ナトシール(インドネシア)と中国の鄭思維/陳清晨(上写真・左)が激突。世界選手権では敗れている中国ペアだったが、今回は21-12、21-17のストレートで退けてリベンジ成功。昨年に続く決勝進出、そして大会連覇に王手をかけている。

▼準決勝

鄧俊文/謝影雪(香港)②〔18−21、21−18、21−17〕1●王懿律/黄東萍(中国)74分

鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−12、21−17〕0●アーマド/ナトシール(インドネシア)38分

▼決勝

鄧俊文/謝影雪 − 鄭思維/陳清晨

 

文/バドミントン・マガジン編集部

写真/BADMINTONPHOTO

投稿日:2017/12/17
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