【全日本総合】「初心にかえって挑戦者の気持ちで」(橋本)<選手コメント-3>

11月28日に開幕した第71回全日本総合選手権(東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)初日は、各種目予選が行なわれた。ここでは、予選を勝ち抜いた選手・ペアのコメントを紹介しよう。

【女子シングルス】

全日本総合2017橋本由衣

(NTT東日本)

結果:予選3回戦では大学生を相手にファイナル勝負となったが、最後は8本に抑えて本戦出場を決めた。

橋本「今年の自分の調子だと、一戦一戦が勝負かなと思っていました。その中で、予選を上がらないことには総合に参加したことにはならない。予選は絶対に突破したい気持ちは強かったので、それができてよかったです。前は勝たないといけない気持ちあったけど、いまはみんなが強いので、初心にかえって挑戦者の気持ちを思い出して一戦一戦を戦わないといけない。どんな相手にも向かって、自分の力が出せればいいなと思います」

星 千智

(日本ユニシス)

結果:今年の日本ランキングサーキット3位の松本麻佑(北都銀行)に2−0で勝利し本戦出場

「(今回は)ダブルスでの勝ちにこだわりたいので、シングルスは勝てたらいいなという気持ちもありました。でも、試合になれば勝ちたい気持ちが強くなってきたし、シングルスもダブルスの試合に生きてくると思って戦いました。シングルスは向かっていくことができるので、次も思いきってプレーしたいと思います」

全日本総合2017林 樂

(埼玉栄高校3年)

結果:予選1回戦からの出場。3回戦では実業団選手に逆転勝利を飾り本戦の切符を手にした

「絶対に本戦に行きたいと思っていたので、本当にうれしいです。今日はダブルスもあって4試合、そのうち3試合がファイナルでした。最近、練習でもファイナルで勝てていなくて不安な面もありましたけど、『出だしが大事だぞ』と先生にいわれていたので、そこを意識しました。(体は大丈夫かと聞かれて)フィジカルは強いほうなので、大丈夫です。明日からの本戦はみんな上の選手なので、まず1ゲーム取ることを目標に。ねばってチャンスがきたら攻める、自分らしいプレーで向かっていきたいです」

全日本総合2017吉田瑠実

(埼玉栄高校2年)

結果:関東地区の推薦選手として出場。予選1回戦からの登場となったが、3連勝を飾り予選を突破

吉田「勝てるとは思っていなかったので、正直びっくりしています。(総合は)出場できただけでも奇跡なので、一戦一戦をしっかり戦おうと思っていました。予選を勝てたのは、相手よりあきらめずに羽根を追いかけることができたからだと思います。明日の試合も、頑張ります!」

取材・構成/平田美穂、バドミントン・マガジン編集部

写真/川口洋邦

投稿日:2017/11/28
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