【ジャパンOP】日本勢が大活躍! 世界選手権メダリストも順当に勝利!<2回戦>

9月21日に開催されたダイハツ・ヨネックスジャパンオープン(東京体育館・SS)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。

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福島由紀/廣田彩花(右)

女子ダブルスには日本ペア10組が2回戦に登場。第1シードの髙橋礼華/松友美佐紀は、インドネシアペアとファイナル勝負を演じたが、最後は21-15で振り切って勝利。準々決勝に駒を進めた。

世界選手権・銀メダルの福島由紀/廣田彩花も、タイペアを2−0のストレートで退けてベスト8入り。米元小春/田中志穂、福万尚子/與猶くるみの世界選手権出場組も同じく準々決勝に勝ち進んだ。

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女子シングルスには日本選手6名が登場。世界女王の奥原希望(写真)は、世界選手権、韓国OPに続きシンデュ・P.V.(インド)と対戦。第1ゲームを18本で奪うと、続く第2ゲームは8本に抑えて勝利! ライバルを下して8強入りを決めている。

また、山口茜が韓国選手に2−1で勝利したほか、髙橋沙也加が川上紗恵奈との日本人対決に勝利。同じく日本人対決となった大堀彩と鈴木温子の試合は、大堀が21−17、24−22で接戦をモノにし、準々決勝に勝ち進んだ。

男子シングルスでは、日本選手で唯一勝ち残っていた西本拳太が、世界選手権覇者のビクター・アクセルセン(デンマーク)と対戦。第1ゲーム、第2ゲームともに善戦するも、17-21、18-21で敗れ金星はならず。男子ダブルスは園田啓悟/嘉村健士、井上拓斗/金子祐樹の2組が勝ち、準々決勝進出を果たした。

混合ダブルスは保木卓朗/廣田彩花が勝ち残って8強入り。数野健太/栗原文音、小林優吾/松友美佐紀は白星を飾れず、2回戦で姿を消している。

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海外の注目選手では、世界選手権女子シングルス銅メダルの陳雨菲(中国/写真)が、ラチャノック・インタノン(タイ)をストレートで下し準々決勝へ。男子シングルスのリー・チョンウェイ(マレーシア)、林丹(中国)、孫完虎(韓国)らも順当に白星をつかんでいる。

世界選手権男子ダブルスVの張楠/劉成(中国)は、ロシアのイワノフ/ソゾノフに敗れたほか、同大会女子シングルス銅メダルのサイナ・ネワール(インド)は、キャロリーナ・マリーン(スペイン)に0−2のストレートで屈して上位進出はならなかった。

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林丹(中国)
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イワノフ(左)/ソゾノフ(ロシア)

 

日本選手の結果は以下の通り。

 

【男子シングルス】

西本拳太●0〔17−21、18−21〕②ビクター・アクセルセン(デンマーク)44分

【女子シングルス】

奥原希望②〔21−18、21−8〕0●シンデュ・P.V.(インド)48分

髙橋沙也加②〔21−13、17−21、21−13〕1●川上紗恵奈61分

山口 茜②〔21−12、18−21、21−8〕1●金效旻(韓国)65分

大堀 彩②〔21−17、24−22〕0●鈴木温子51分

【男子ダブルス】

園田啓悟/嘉村健士②〔21−19、21−18〕0●柳延星(韓国)/リムKW(マレーシア)39分

保木卓朗/小林優吾●1〔13−21、21−11、18−21〕②ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)48分

井上拓斗/金子祐樹②〔21−19、21−19〕0●アルディアント/アルフィアン(インドネシア)44分

【女子ダブルス】

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−15、12−21、21−15〕1●ポリイ/ラハユ(インドネシア)87分

米元小春/田中志穂②〔21−14、19−21、21−9〕1●志田千陽/松山奈未55分

福万尚子/與猶くるみ②〔21−12、12−21、21−6〕1●久後あすみ/横山めぐみ63分

篠谷菜留/星千智●0〔16−21、17−21〕②金ハナ/孔熙容(韓国)41分

福島由紀/廣田彩花②〔21−12、21−13〕0●ジョンコルファン/ラウィンダ(タイ)41分

新玉美郷/渡邉あかね②〔14−21、21−17、21−17〕1●加藤美幸/柏原みき56分

櫻本絢子/髙畑祐紀子●1〔19−21、21−15、21−15〕②金昭英/蔡侑玎(韓国)78分

【混合ダブルス】

保木卓朗/廣田彩花②〔21−16、23−25、22−20〕1●ゴーSH/ライSJ(マレーシア)71分

小林優吾/松友美佐紀●0〔13−21、13−21〕②魯愷/黄雅瓊(中国)32分

金子祐樹/米元小春●0〔13−21、17−21〕②チョップラ/シッキ(インド)31分

数野健太/栗原文音●0〔21−23、14−21〕②李晉熙/周凱華(香港)42分

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2017/09/21

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