【ユニバーシアード】日本は決勝で台湾に敗れ銀メダル<混合団体>

第29回ユニバーシアード(台北)のバドミントン競技は8月25日、前日に続き混合団体の順位決定戦が行なわれた。

すでにメダル獲得が決定している日本の準決勝での相手はマレーシア。現地時間9時に始まった試合は混合ダブルス、男子シングルスで連勝し、決勝進出に王手をかけるが、ここから男子ダブルスと女子シングルスで敗戦。第5試合の女子ダブルスでも加藤美幸/柏原みきが第1ゲームを落とす苦しいスタートとなったが、ここから奮起。14本、14本で第2・3ゲームを奪い返し、接戦を制した。

15時から行なわれた決勝では、地元・台湾と対戦。戴資穎ら世界のトップランカーが世界選手権を回避してまでこの大会に出場しただけあり、日本は苦戦を強いられた。
第1試合の男子ダブルスは、世界ランク9位の李哲輝/李洋の前に玉手勝輝/三橋健也がストレートで敗戦。続く女子シングルスは、世界ランク1位に君臨する戴資穎が地力を見せて、下田菜都美を8本、13本で退ける。男子シングルスでも、西本拳太が世界ランク12位の王子維に第1ゲームを先取し、第2ゲームも16-15とリードを奪う健闘を見せたが逆転を許し、チームも0-3で敗れた。

なお、日本の団体戦におけるメダル獲得は大会史上初。個人戦は27日から行なわれる。

◇準決勝
日本 3-2 マレーシア
三橋健也/宮浦玲奈 2-0 MOHD ISMAIL M. Syawal /YANG Li Lian
五十嵐優 2-0 PHUAH Vincent Cheng W
大関修平/川端祥 1-2 AYUB N.M. Azriyn/DANOA KULDIP SINGH J. Singh
杉野文保 1-2 CHEAH Lyddia Yi Yu
加藤美幸/柏原みき 2-1 GOH Yea Ching/YANG Li Lian

◇決勝
日本 0-3 台湾
玉手勝輝/三橋健也●0〔5-21、15-21〕②李哲輝/李洋 29分
下田菜都美●0〔8-21、13―21〕②戴資穎 28分
西本拳太●1〔21-19、17-21、10-21〕②王子維 64分

◇派遣選手
西本拳太(トナミ運輸)
五十嵐優(中央大4年)
大関修平(同4年)
川端祥(同4年)
玉手勝輝(日本体育大3年)
三橋健也(日本大2年)
下田菜都美(広島ガス)
杉野文保(七十七銀行)
加藤美幸(筑波大4年)
柏原みき(同4年)
宮浦玲奈(法政大4年)
勝俣莉里香(同3年)
(17歳以上28歳までの学生〔卒業後2年以内も含む〕に出場資格がある)

文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2017/08/25
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