【世界選手権】アッサン&サプトロが第1シードを撃破!<3日目ダイジェスト>

8月23日に開催された第23回世界選手権(スコットランド・グラスゴー)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。ここでは海外選手のダイジェストをお伝えしよう。

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男子ダブルスはシードペアが敗れる波乱が起こった。

その主役となったのが、インドネシアのアッサン/サプトロ(上写真手前)。第1シードの李俊慧/劉雨辰(中国)と対戦したインドネシアペアは、前回大会優勝のアッサン(ペアはセティアワン)が軽快な動きで中国ペアにプレッシャーをかける。「我々には失うものはなかった」と果敢に攻め込むアッサン/サプトロに対し、「長いラリーでは彼らの方がより速かった」(李俊慧)と後手にまわった中国ペア。ファイナルゲームにもつれた接戦は、21-18でインドネシアペアが勝利をもぎとった。

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初戦敗退となった李俊慧(右)/劉雨辰(中国)

このほか、リオ五輪銀メダリストのゴーVS/タンWK(マレーシア)も、韓国ペアに0−2のストレートで敗戦。ボー/モーゲンセン(デンマーク)、フェルナルディ/スカムルジョ(インドネシア)は2回戦を突破している。

 

男子シングルスは世界ランキング1位の孫完虎(韓国)、中国の諶龍、林丹、スリカンス・キダムビ(インド)、ビクター・アクセルセン(デンマーク)といった優勝候補が勝利を飾った。また、世界選手権を最後に国際舞台から離れることを明言していたドイツのマーク・ツウィーベラー(ドイツ/下写真)は、台湾の周天成にファイナルゲームの激戦の末に敗れている。

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試合後に健闘を称え合うマーク・ツウィーベラー(左)と周天成

 

女子シングルスはキャロリーナ・マリーン(スペイン)、成池鉉(韓国)が勝ち上がったほか、サイナ・ネワール(インド)といった上位常連も白星発進。女子ダブルスは鄭景銀/申昇瓚(韓国)、リターユール/ペデルセン(デンマーク)が順当に勝ち上がっている。

 

取材・文/バドミントン・マガジン編集部

投稿日:2017/08/24
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