【山形IH2017】春夏連覇へ! 選抜優勝の鈴木が準決勝に進出!<女子シングルス>

8月2日、大会4日目を迎えた山形インターハイは、男女ともに個人シングルスの1回戦から準々決勝までが行なわれた。ここでは、新庄市体育館と尾花沢市文化体育施設「サルナート」で開催された女子のダイジェストをお伝えする。

「取りこぼしのないように一つひとつ戦った」という鈴木ゆうき(聖ウルスラ学院英智)は春夏連覇をかけて最終日に挑む
第1シードの鈴木ゆうき(聖ウルスラ学院英智)は「取りこぼしのないように一つひとつ戦った」と連戦を振り返る。最終日は春夏連覇に挑戦

 

<ダイジェスト>

女子シングルスは、高校選抜ではノーシードから頂点に立った鈴木ゆうき(聖ウルスラ学院英智)が序盤から2−0の快勝で勝ち上がる。しかし、準々決勝では西武台千葉の1年生・栗原あかりに対して、第1ゲームを18−21で落とすなど苦戦。それでも鈴木は、持ち味のカットやスマッシュで得点を重ねはじめると、第2ゲームは18本、ファイナルゲームは7本に抑えて準決勝進出を決めた。鈴木は「優勝したいです。明日は相手のレベルも上がるけど、自信を持って戦いたいと思います」と春夏制覇に意欲を見せた。

そして、高校選抜で鈴木と決勝を争った林樂(埼玉栄)は、第2シードから順調に勝ち上がると、準々決勝では優勝候補の一角・水津優衣にもストレート勝ち。前日に行なわれたダブルスとの2種目で準決勝進出を果たし、埼玉栄を引っ張ってきた3年生エースが、最後の夏に2冠の可能性を残した。

林樂(埼玉栄)は昨日のダブルスに続いてシングルスでも準決勝へ。最後の夏に高校初タイトルなるか
林樂(埼玉栄)は昨日のダブルスに続いてシングルスでも準決勝へ。最後の夏に高校初タイトルなるか

 

ふたば未来学園からは、団体優勝に貢献した髙橋明日香と水井ひらりが揃って準決勝に。ナショナルB代表の髙橋はもちろん、水井も2年生ながら全日本ジュニア3位の実績を持っており、優勝の可能性は充分にあるだろう。

女子選手では唯一、高校生でナショナルB代表に入っている髙橋明日香(ふたば未来学園)。三冠を獲得できるかに注目
女子選手では唯一、高校生でナショナルB代表に入っている髙橋明日香(ふたば未来学園)。三冠を獲得できるかに注目
団体戦での疲労の蓄積が心配された水井ひらり(ふたば未来学園)だが、すべてストレート勝ちで準決勝へ勝ち進んだ
団体戦での疲労の蓄積が心配された水井ひらり(ふたば未来学園)だが、すべてストレート勝ちで準決勝へ勝ち進んだ

大会最終日となる8月3日は、男女でダブルスとシングルスの準決勝と決勝が行なわれる。

 

◆女子シングルス準決勝の対戦カード(3日)

鈴木ゆうき(聖ウルスラ学院英智)— 水井ひらり(ふたば未来学園)

髙橋明日香(ふたば未来学園)— 林 樂(埼玉栄)

 

取材・文/吉井信行

投稿日:2017/08/02
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