【山形IH2017】林&上杉がV候補を下し4強! 選抜王者も準決勝へ!<女子ダブルス> 

8月1日に開催された山形インターハイは大会3日目を迎え、男女ともに個人ダブルスの1回戦から準々決勝までが行なわれた。ここでは、新庄市体育館と尾花沢市文化体育施設「サルナート」の2会場で開催された女子のダイジェストをお伝えする。

女子ダブルス・準々決勝までの結果は こちら

 

山形IH2017
春の頂点に立った森沙耶(右)/石村亜美(青森山田)は団体戦の悔しさをバネに春夏連覇をめざす

 

【ダイジェスト】

女子ダブルスは、高校選抜の覇者・森沙耶/石村亜美(青森山田)が第1シードから登場。前日に団体戦決勝までを戦った疲れを見せず、初戦から2−0の快勝を続けて順調に勝ち上がる。そして、準々決勝では生木萌果/福島沙里奈(富山国際大付)と対戦。森/石村は第1ゲームを21−14で制すると、第2ゲームは20オールから抜け出して準決勝進出を決めた。試合後、森は「春夏連覇をしたいので、日本一を取りに行きます」力強く話した。

また、第2シードの埼玉栄の2年生ペア・齋藤夏/吉田瑠実は、「私が(大会前に)アジアジュニアに行っていたことで、パートナーとプレーが全然合っていなかった」(齋藤)と、3、4回戦がファイナル勝負になるなど苦しみながらの勝ち上がり。それでも、選抜ダブルス2位の実力者らしく、準々決勝では、鈴木ゆうき/岡村あみ(聖ウルスラ学院英智)をストレートで下して大会最終日へと駒を進めた。

2年生ペアながら実力充分の齋藤夏(左)/吉田瑠実(埼玉栄)は、苦しみながらも準決勝進出を決めた
2年生ペアながら実力充分の齋藤夏(左)/吉田瑠実(埼玉栄)は、苦しみながらも準決勝進出を決めた

 

そのほかでは、団体戦でチームを優勝へと牽引した髙橋明日香/由良なぎさ(ふたば未来学園)が全試合ストレート勝ちで準決勝へ。林樂/上杉杏(埼玉栄)は、優勝候補の一角で選抜4強の実績を持つ岩永鈴/水津優衣(柳井商工)を下し、ベスト4入りを決めている。

林樂(左)/上杉杏(埼玉栄)は優勝候補を撃破してベスト4へ。初のタイトル獲得なるか
林樂(左)/上杉杏(埼玉栄)は優勝候補を撃破してベスト4へ。初のタイトル獲得なるか
順当な勝利で準決勝へと進んだ髙橋明日香(左)/由良なぎさ(ふたば未来学園)。髙橋は3冠の可能性も残す
順当な勝利で準決勝へと進んだ髙橋明日香(左)/由良なぎさ(ふたば未来学園)。髙橋は3冠の可能性も残す

 

明日の8月2日は、男女の個人戦シングルスが1回戦から準々決勝まで行なわれる。

 

◆個人女子ダブルス準決勝のカード(3日)

森 沙耶/石村亜美(青森山田)— 林 樂/上杉杏(埼玉栄)

髙橋明日香/由良なぎさ(ふたば未来学園)— 齋藤夏/吉田瑠実(埼玉栄)

 

取材・文/吉井信行

投稿日:2017/08/01
■関連キーワード

      

人気記事ランキング

閉じる