【全日本実業団】日本ユニシスが2年ぶり4度目の栄冠!<女子>

7月9日に行なわれた全日本実業団(秋田県・秋田市)は大会最終日を迎え、男女決勝戦が行なわれた。女子は日本ユニシスが地元Vに燃える北都銀行を3—1で下して、2年ぶりの栄冠を獲得した。ここでは女子決勝のダイジェストを紹介しよう。

日本ユニシス
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地元の北都銀行を抑えた日本ユニシスが4度目のV

女子は地元での初優勝をめざす北都銀行と、2年ぶりのVに意気込む日本ユニシスが決勝で対戦した。実力者同士の対戦となった注目のダブルス。日本ユニシスは第1ダブルスにリオ五輪金メダリストの髙橋礼華と若手の東野有紗、第2ダブルスに栗原文音/篠谷菜留を送り出す。対する北都銀行は、第1ダブルスに米元小春/田中志穂、第2ダブルスに永原和可那/松本麻佑で勝負をかけた。

この大事な一戦に、髙橋礼/東野は第1ゲームを16本で落としながらも、第2、第3ゲームは14本、12本と相手を圧倒する。そして、この流れを受けた栗原/篠谷も長身ペアの永原/松本にストレート勝ちを収めて、ユニシスが優勝に王手をかけた。

続いて行なわれたシングルスでは、ユニシスの第1シングルスを務めた髙橋沙也加が川上紗恵奈にストレートで敗れたものの、第2シングルスではリオ五輪銅メダリストの奥原希望が力を発揮。大会を通じて初めての試合だった奥原は、中村優里を相手に18本、13本で勝利し、チームに栄冠をもたらした。

全日本実業団
海外遠征ではミックスでの活躍が目立つ東野有紗(右)は、髙橋礼華と第1ダブルスに出場し、会心の勝利
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今大会は決勝戦のみの出場だった奥原希望だが、プレッシャーのかかる場面で勝利するなどエースの貫禄を示した
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地元Vはならずも、一矢報いた北都銀行・川上紗恵奈

 

▼決勝

日本ユニシス 3−1 北都銀行

1D 髙橋礼華/東野有紗②〔16-21、21-14、21-12〕1●米元小春/田中志穂

2D 栗原文音/篠谷菜留②〔21-15、21-18〕0●永原和可那/松本麻佑

1S 髙橋沙也加●0〔15-21、14-21〕②川上紗恵奈

2S 奥原希望②〔21-18、21-13〕0●中村優里

 

髙橋礼華主将コメント

「海老原、東野、星を中心として決勝まで頑張って戦ってきて、最後は本当にチーム力が際だって優勝できたのではないかと思います。これからまたチームのメンバーはバラバラの活動になってしまいますが、チーム一丸となって頑張って行きたいなと思います」

 

取材・文/吉井信行

 

投稿日:2017/07/09
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