【SSF】高橋&松友がストレート勝利を飾り白星発進!<男女・混合ダブルス>

12月14日に開幕した今年最後のビッグイベント・スーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)大会初日は、各種目の予選リーグが行なわれた。ここでは男女ダブルス、混合ダブルスの結果を紹介しよう。

 

【男子ダブルス】

SSファイナル

SSランク1位でグループAの園田啓悟/嘉村健士(写真)は、デンマークの長身ペアに敗れて悔しい黒星スタートとなった。第1ゲームはリードする相手に一度は追いついたが、中盤以降に再び先行されると、そのまま捕まえきれずに0−1。逆転をねらって挑んだ第2ゲームも、中盤までスコアは接近して競り合ったが、終盤に差を広げられて大事な初戦を勝つことはできなかった。なお、同じくグループAはインドネシアの成長株・フェルナルディ・ギデオン/スカムルジョが先輩ペアを下している。

グループBは、デンマークのエースペアであるボー/モーゲンセンが病気のため、大会欠場を発表。これによりリオ五輪銀メダリストのゴーVS/タンWK(マレーシア)が白星を一つゲットした。もう一つは中国対決となり、先輩ペアの洪煒/柴飈が若い李俊慧/劉雨辰を下している。なお、デンマークペアが欠場しても代役で出場するペアはなく、グループBは3組の対戦成績で決勝トーナメント進出の2組が決定する。

▼グループA

ピーターセン/コールディング(デンマーク)②〔21−15、21−17〕0●園田啓悟/嘉村健士46分

フェルナルディ・ギデオン/スカムルジョ(インドネシア)②〔21−18、17−21、21−14〕1●プラタマ/スワルディ(インドネシア)47分

▼グループB

洪煒/柴飈(中国)②〔21−18、16−21、21−15〕1●李俊慧/劉雨辰(中国)47分

ゴーVS/タンWK(マレーシア)○〔キケン〕●ボー/モーゲンセン(デンマーク)

SSファイナル
ピーターセン/コールディング(デンマーク)

 

【女子ダブルス】

SSファイナル

 

SSファイナル

初日は日本人同士の対戦となったグループA。髙橋礼華/松友美佐紀(写真)と福万尚子/與猶くるみの勝負は、リオの金メダリストが第1・2ゲームともに19本で奪い勝利。白星スタートとなった。同組の韓国ペアと中国ペアの試合は、ストレートで打ち破った韓国の張藝娜/李紹希が1勝をつかんでいる。

グループBはデンマークのリオ五輪銀メダリスト、リターユール/ペデルセンが白星発進。中国の若手・陳清晨/賈一凡(中国)と、リオ五輪銅メダリストの鄭景銀/申昇瓚(韓国)の試合は、中国の若手ペアが快勝して貴重なポイントをつかんでいる。

▼グループA

張藝娜/李紹希(韓国)②〔21−19、21−15〕0●駱贏/駱羽(中国)53分

髙橋礼華/松友美佐紀②〔21−19、21−19〕0●福万尚子/與猶くるみ58分

▼グループB

リターユール/ペデルセン(デンマーク)②〔21−7、21−17〕0●フー/ウーン(マレーシア)36分

陳清晨/賈一凡(中国)②〔21−18、21−13〕0●鄭景銀/申昇瓚(韓国)42分

 

【混合ダブルス】

SSファイナル

グループBに入った日本の数野健太/栗原文音は、昨年のSSF覇者であるイグランドのC・アドコック/G・アドコックと対戦。第1ゲームを15−21で失った数野/栗原は、第2ゲームもポイントをつかめずに敗戦。日本ペアは1敗を喫してしまい、予選突破のためには残り2試合で中国ペアから連勝をつかむことが必要となった。

グループAはリオ五輪金メダリストのアーマド/ナトシール(インドネシア)が、同国のヨルダン/スサントに11本、12本で完敗。また、デンマークのニールセン/ペデルセン(デンマーク/写真)は、韓国のエースペアで優勝候補の一角となる高成炫/金荷娜(韓国)を、ファイナル勝負の末に破っている。

 

▼グループA

ニールセン/ペデルセン(デンマーク)②〔21−14、21−23、21−16〕1●高成炫/金荷娜(韓国)73分

ヨルダン/スサント(インドネシア)②〔21−11、21−12〕0●アーマド/ナトシール(インドネシア)23分

 

▼グループB

C・アドコック/G・アドコック(イングランド)②〔21−15、21−9〕0●数野健太/栗原文音35分

鄭思維/陳清晨(中国)②〔21−18、13−21、21−16〕1●魯愷/黄雅瓊(中国)44分

投稿日:2016/12/15

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