【リオ五輪・速報】髙橋&松友が快勝! 銀メダル以上が確定<女子ダブルス>

8月16日に開催されたリオ五輪・バドミントン競技6日目は、女子ダブルス準決勝が行なわれ、日本からは髙橋礼華/松友美佐紀が出場した。

リオ五輪
勝てば前回ロンドン五輪銀メダルの藤井瑞希/垣岩令佳に続く決勝進出となるタカマツは、韓国の強敵・鄭景銀/申昇瓚と対戦した。このペアには、5月に開催されたユーバー杯(世界国別対抗戦)準決勝で、第1ダブルスに出場したタカマツがファイナルゲームの末に敗れている。当然、2人にはリベンジの思いがあったはずだ。

試合は第1ゲームから点の奪い合い。日本ペアは2-4、5-5、7-7、9-7と2点差以内でスコアが動いた。すると、先に仕掛けたのがタカマツ。松友が積極的に前に入り出すことで、攻撃のリズムが早まっていく。11-8のインターバルからゲームが再開すると、髙橋がセンター攻撃を軸に14-9とリード。さらに連続攻撃で押し込むと、19ー14。髙橋の緩急をつけたアタックに韓国ペアが崩れ、前衛で待つ松友のアタックにつながった。21-16で第1ゲームは日本ペアが奪う。

第2ゲームも前半同様に、取っては取られのシーソーゲーム。先に抜けだしたのは、やはりタカマツだった。11-10から3連続得点で14-10。さらに松友が攻めて18-13まで点差を広げた。攻撃に持ち込みたい韓国ペアだったが、日本ペアの堅いレシーブを崩せず、逆に高橋に打ち込まれる苦しい展開。活路を見い出せず、日本の攻撃を受け続けた。

そして20-15と日本ペアがマッチポイント。最後は相手のクロスネットがサイドラインを割り、髙橋/松友の決勝進出が決定! 銀メダル以上が確定し、2人の目標の金メダルにあと一歩まで迫った。

◆試合後のコメント
髙橋「ユーバー杯で負けた相手なので、リベンジできてうれしい。昨日(準々決勝)はファイナルで勝ったので、今日は気を引き締めてコートに入った。2人で楽しくできたと思います。明日は休みなので(決勝は18日)、倒れてもいいと思って、動いて打ってとやりました。勝っても負けてもあと1試合なので、楽しく2人でやりたいなと思います」

松友「今日の試合は前の試合(ユーバー杯)のリベンジと思っていたのでうれしいです。相手は強打、強打で攻めてくるペアなので、それをさせないように、自分たちでどんどん攻めていけたのでよかったです。あと1試合なので、いままでやってきたことをすべて出し切りたいです。(応援団には)会場をホームにしてくれたみなさんに『ありがとう』といいたいです」

▼女子ダブルス・準決勝
髙橋礼華/松友美佐紀2〔21-16、21-15〕0●鄭景銀/申昇瓚(韓国)

投稿日:2016/08/16
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