【世界ランキング】柳延星/李龍大、タカマツらは首位を譲らず! ダブルス

6月16日に BWF(世界バドミントン連盟)の世界ランキングが更新されており、スーパーシリーズ・オーストラリアOPの結果が反映された順位が発表された。この大会はリオ五輪前、最後のSSだったが、日本代表は女子ダブルスの福万尚子/與猶くるみがベスト4に入ったものの、その他の選手は上位進出を逃している。ここでは男女ダブルス、混合ダブルスの世界ランキングについて紹介しよう。

 

【男子ダブルス】

群雄割拠の男子ダブルスではあるが、6月第1週のインドネシアOPで柳延星/李龍大が優勝を飾り、SSプレミアVポイントの11000Pを積み重ねて独走状態としている。2位のセティアワン/アッサンは4月中旬以降に目立った成績こそないが、これまで蓄積で2位をキープ。3位には韓国2番手の金基正/金沙朗(韓国)が続いた。トップ8以上に大きな変動はなく、日本の早川賢一/遠藤大由も7位としている。そのほかでは13位だったインドネシアのフェルナルディ/スカムルジョがオーストラリアOPを制したことで3つ順位を繰り上げ10位に。4月好調の園田啓悟/嘉村健士は15位の位置を保っている。また、モーゲンセンの病気により戦線離脱を余儀なくされたボー/モーゲンセン(デンマーク)が、インドネシアOPで復活。現在2人は9位に入っており、これからの戦いに注目が集まる。 世界ランキング

 

【女子ダブルス】

今季絶好調の髙橋礼華/松友美佐紀が首位をキープ。オーストラリアOPはキケンで8強となったが、先々週のインドネシアOPで優勝を果たしており、大幅にポイントを加算。2位の中国・於洋/唐淵渟に4000Pの差をつけている。このほか上位陣に大きな変動はなく、前回9位の福万尚子/與猶くるみがオーストラリアOP4強のポイントを上積みして8位に浮上した。10位には松尾静香/内藤真実が入っている。

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【混合ダブルス】

ロンドン五輪金メダリストで世界トップの実力の持ち主である張楠/趙蕓蕾(中国)が1位をキープしている。2人は昨年の香港OP以来SS優勝は遠ざかっているが、全英OP、マレーシアOP4強のほか、アジア選手権(SS相当のポイントが加算)では優勝を手にしており、首位を動くことはなかった。

一方、その中国ペアに迫っているのは高成炫/金荷娜(韓国)の2人。今季はコンスタントに上位進出を果たしており、4月のシンガポールOP優勝、6月のインドネシアOP2位の実績を重ねて張楠/趙蕓蕾にポイントで接近している。3位には安定感のあるアーマド/ナトシール(インドネシア)、4位は欧州トップのニールセン/ペデルセン(デンマーク)が続いてる。日本はリオ五輪の切符を滑り込みでつかんだ数野健太/栗原文音が、16位に入り日本の最上位を維持している。

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投稿日:2016/06/19
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