【高校選抜】渡邉航貴が3冠達成! <個人男子>

全国高校選抜の男女個人戦が、3月28日に山形県鶴岡市で開催された。大会最終日のこの日は、男女ともにダブルスが準決勝から、シングルスが準々決勝から行なわれ、各種目で優勝者が決まった。

 

【男子ダイジェスト】

ダブルス頂上決戦のカードは、団体戦と同じく埼玉栄と富岡・ふたば未来学園。埼玉栄の岡村洋輝/渡邉航貴は第1シードの山下恭平/井上健太(水島工)を16本、17本で破り、富岡・ふたばの金子真大/久保田友之祐は、ノーシードから勢いよく勝ち上がってきた伏見勇真/岡田竜征(香川中央)の挑戦を12本、18本で退けて決勝にコマを進めた。

決戦は、最後まで手に汗握る大接戦だった。先に流れを掴んだのは、団体戦のリベンジに燃える金子/久保田。サービスまわりから積極的にチャンスメークし、第1ゲームは21-16で先取。勢いそのままに、第2ゲームも序盤は10-7とリードした。しかし、ここから埼玉栄は強かった。岡村/渡邉は集中力を高めて気迫あふれるショットを連発すると、17本でこのゲームを奪い返す。すると、第3ゲームは17オールの接戦から一気に埼玉栄ペアが抜け出し、春の栄光をつかんだ。「緊張もありましたが、ガムシャラにプレーしました。団体戦は別のパートナーと組んで練習していたので、航貴とはぶっつけ本番。最初は不安がありましたが、話し合いながらやってきました」と岡村。戦いを通してペアとしてのコンビネーションを高められたことも、優勝を引き寄せた一つの要因となった。

 

ダブルス決勝からほどなくして始まったシングルスでは、埼玉栄の渡邉航貴が頂点に立ち、見事に3冠を獲得した。

道のりは平たんではなかった。準々決勝は快勝したものの、準決勝は2-1の辛勝。相手の藤原圭祐(比叡山)は近畿ブロック1位で、ジュニアナショナルの山澤直貴(富岡・ふたば未来学園)を破って勝ち上がってきた。渡邉はその難敵に対してファイナルゲームは13オールまで競り合ったものの、ギアを上げて一気に突き放すことに成功。決勝も、ねばり強さが身上の山下を相手にファイナルゲームへ突入したが、最後までスピードを落とさずに攻めきった渡邉が勝利を収めた。「選抜前に走り込んできたので、最後まで動ける自信があった」と勝因を語った渡邉。3冠獲得に関しては「最高の気分です! 自分で自分をほめたい」と喜びに浸った。

選抜での3冠獲得は、埼玉栄高の先輩である竹内宏気が達成した2010年以来のことだった。

 

渡邉航貴(埼玉栄高)
渡邉航貴(埼玉栄高)
岡村洋輝/渡邉航貴(左)
岡村洋輝/渡邉航貴(左)
投稿日:2016/03/29
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