バドマガ編集部ブログ 奈良岡親子の挑戦!Part.2~コメント編~

こんにちは!

最近、なぜか外を歩くタイミングで大雨にあたる結です。めげずに頑張ります!

 

さて、つい先日、バドミントン・マガジン8月号(7月22日発売!)の編集作業が終了しました。散らかった机まわりを片付け終え、ようやくゆっくりできる……と思ったら、『バド×スピ!』担当の和にせっつかれました。

 

そうなんです。前回の私のブログ“奈良岡親子の挑戦!”後の2人のコメントを「後日紹介します」と書いておきながら、7月も終盤に差し掛かるというのに皆さんにご紹介できていませんでした…。

 

ということで! さっそく(!?)コメントをたっぷりとご紹介しましょう。

 

※奈良岡功大選手(浪岡中2年)は、父の奈良岡浩監督とともに『ホワイトナイツ インターナショナルチャレンジ』に挑戦(ロシア、7月1日~5日)。前回のブログと速報をまだ読んでいないという方は、下記にアクセスしてください。

*前回のブログは こちら

*大会速報は こちら

 

初めて参加した『ホワイトナイツ インターナショナルチャレンジ』
初めて参加した『ホワイトナイツ インターナショナルチャレンジ』

 

◆奈良岡功大選手インタビュー

――初めてのロシア遠征はいかがでしたか。

「青森からロシアへの移動中は足をときどき伸ばしたりしていたのでコンディションは問題なかったですが、言葉がわからないことが一番大変でした。だけどこれからは、そのなかで何でも一人でやれるようにならないといけない。もっと勇気や度胸をつけたいと思いました」

 

――大会前日の練習では、再結成したばかりのクー/タン選手(マレーシア)と練習をしたと聞きました。

「2対1をやってもらいました。球の質がよくて、タン選手はスマッシュをいつ打ってくるのか全然わからないので驚きました。あと、すごく速かった…」

 

――最高の調整ができて迎えた予選。年上のジュニア選手(ロシア)を相手に、6本、9本で圧勝。

「本戦に行かないとロシアまできた意味がないと思っていたので、全力でぶつかりました。久しぶりにいい球が打てたと思います。とても集中できました」

 

――本戦1回戦の相手はベテランのパブロ・アビアン選手(スペイン)。16本、15本で負けましたが、45分間の激闘でした。

「悔しかったです。すごく緊張して、ミスも多くなってしまいました。最初はついていけましたが、ギリギリの球も取ってくるねばり強い選手だったので、全部のラリーが長くて体力がついていかなかったです。でも、監督が大事なところで『一本集中!』などと声を掛けてくれて、すごく心強かった」

 

――国内で挑戦した5月のランキングサーキット(RC)では初戦敗退で、悔しい思いもされたと思います。その反省を生かせましたか。

「RCも初めての大会で緊張して全然ダメでしたが、ロシアは同じ緊張でも、相手がオリンピックに出た選手なので気合が入りました。僕の夢がオリンピックの金メダルなので、この選手に勝つことができれば“イケル”と思った。次は勝ちたいです」

 

――その手応えを十分に感じられる試合だったのでは。

「ここまでできたことは自信になりました。でも世界は強いので、青森でもっともっと頑張って練習したい。日頃から体力面などの強化を意識してやっていきたいです!」

 

奈良岡功大選手(手前)は大会前日にクー/タンとの練習で大いに刺激を受けた
奈良岡功大選手(手前)は大会前日にクー/タンとの練習で大いに刺激を受けた

 

奈良岡浩監督コメント

「帰国後の功大は、練習に取り組む姿勢が別人のよう。この遠征にかかった費用なんて気にならないくらい、よい経験ができたと思います。

 

私自身も勉強になりました。飛行機の乗り換え、ホテルや会場に行くまで、現地での買い物など、言葉が通じないことがやはり一番大変で。でも、行くしかないし、やるしかない。功大も度胸の大切さや食事、親のありがたみなどを感じてくれていたらうれしいですね(苦笑)。

 

現地では、トリッキーパンダースで活躍していたリー・ワンワーさん(マレーシア)に会うことができ、『練習をお願いします』と伝えたら、なんとクー/タン選手と練習できることに。功大のプレーに、親指を出して『グッド』と。ベトナムのグエン・ティンミン選手とも練習をしてもらい、『若い選手で知っているのはタイの14歳だけ』といっていたので、覚えてもらえたかなと思います。ありがたいです。

 

予選では、功大は一発目からドカンとスマッシュ。久しぶりに功大らしいプレーを見ました。本戦1回戦のパブロ選手との試合では、RCからの成長を感じましたね。長いラリーをへこたれずに我慢していた。この我慢と、アタックしていったことは評価したいです。

 

ラリーの長さに、パブロ選手はかなりイライラしていた様子。私がベンチ席で拍手をするだけで主審にクレームしていたし、シャトルチェンジも嫌がりました。とくにすごかったのは2ゲーム目の13-15のとき(功大が13点)。功大のショットがギリギリでアウトになったことを見届けると、私に向かって大きなガッツポーズをしてきたんです。威嚇行為とも取れる行動に主審も注意しましたが、そこから相手のペースに…。

 

でも、試合を見てくれたワンワーさんとクー選手に『ナイスプレイ。次はいけるよ』といってもらいました。この経験を糧に、今後も頑張ってほしいです」

 

 

2人の話を聞いていて、どちらも大きな収穫を得たことがヒシヒシと伝わってきましたし、“挑戦することの大切さ”を改めて教えてもらった気がします。

私も挑戦する気持ちを大切にして、明日から(休日だけど…)もっともっと頑張ります!

 

それでは、また!(結)

投稿日:2015/07/18
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